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美術商から預かった著名な芸術家の作品を無断で売却し代金を着服したとして、警視庁は15日、鳥取市桂見、元美術商山本麿(まろ)容疑者(47)を業務上横領容疑で逮捕した。
山本容疑者は昨年までの6年間に彫刻家の高村光雲、画家の東山魁夷や横山大観、版画家の棟方志功の作品計12点を無断で売却したり、質入れしたりしており、余罪を調べている。
発表によると、山本容疑者は美術商をしていた昨年9月、東京都内の美術商から預かっていた高村光雲作の木製彫刻を別の美術商に無断で売却し、代金2500万円を着服した疑い。
同作品を静岡県内の美術館に販売しようとしたが断られたといい、売却代金は借金の返済に充てていた。調べに「間違いない」と容疑を認めているという。
ほかにも、取引相手の複数の美術商らから預かった東山魁夷などの作品を質入れしていたが、返却を求められると、質屋からの買い取り資金を捻出するために別の作品を質入れするなどしていたという。
(2012年5月15日19時59分 読売新聞)
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