12/06/22 16:25:34.41 l5IM5QBX
囲碁理論? よく分からない単語の組み合わせである。
囲碁の説明に関してはここでは省略するが、互いに終局まで打って地が大きいほうが勝つゲームである。
ゲームルールの詳細を知りたければ、別の場所を当たって欲しい。
さて、「理論」であるが、これは数学、物理なので用いられる単語である。
では、「囲碁理論」とは?
囲碁というゲームの理論であるので、通常の理論と同じように何かが仮定され、
その仮定の真否に関して実証されなくては、理論という単語を使うことは出来ないであろう。
数多の仮定が想定され、それらに対して厳しい審査、真否に関する議論が必要である。
仮定を提唱した人は、譜面・実戦等、実体を伴う証明を持って、批判に対する反証を行い、
仮定が真に正しい事を証明していただきたい。
その証明を持って、仮定から理論へと昇華する。
単なる口喧嘩、譜面や実戦例を伴わない空論は厳に控えて欲しい。
(意味が無いし、時間の無駄だから)
古来、囲碁打ち間の争い事は争い碁の勝敗を持って決していた。
江戸時代には、名人所が当代一番の家であるとして、免状の発行などを行っていたが、
その権限の強さゆえに、番碁勝負による争い碁は何度も行われた。
あまりに強かった道策等、勝敗前に決することなどほとんど無かった様子である。
提唱した仮定が正しいか否かについては、第一に譜面による参考例の提示、
参考譜面の優劣について意見が分かれた場合は争い碁により成否を決め、
仮定の提唱者の勝利を持って、その仮定の正しいことを証明するべきである。
参考譜面としては、現在行われている棋戦における参考図なども良い題材である。
参考図の意図(死活)等と共に、囲碁理論に組み込もうとする仮定の意味などを添えて
書いていただきたい。
当然、死活などに誤りがあった場合は、その仮定は却下されるだろうが、理論に誤りが無ければ
単純な間違いなど起こさないはずであるので、無用の心配である。