12/06/22 02:32:34.66 M9Whq1DC
足利兄弟あたりをWikipediaで調べていくと、朝廷、幕府、大名それぞれ思惑が異なるというのが分かる。
朝廷…北朝主体であるための征夷大将軍が必要である。
誰が征夷大将軍として適任か、将軍、大名を吟味している節がある。
将軍…天皇に任命され政治の実権を持つ。天皇王権を擁し、京周辺を支配し、地方大名の紛争を調停する。
幕府復興のための強力な後ろ盾が必要だが、将軍以上の権限を求める大名は邪魔である。
大名…足利将軍を排除して、自分が将軍になりたい(信長タイプ)。
それができない場合、将軍を擁立し間接的に天下人としての役割を担いたい。
↑大体こんな感じだが、天翔記では幕府役職就任への条件は足利将軍家で分岐する。
ということは諸大名は幕府役職就任にあたり、「足利将軍家を補佐する」立場を求められることになる。
(官僚などはまさに将軍を擁立するような存在となるだろう)
また天翔記では全城支配(武力による天下統一)がクリア条件であるため、実質的に将軍という存在を超えることが要求される。
そこで、
足利家が、中勢力に成長した大名を後ろ盾にして幕府再興に出る「足利の野望モード」を挙げてみたい。
・このモードに入った大名は、足利将軍を擁立し(税収を取られながら)全城支配を目指すプレイとなる。
・利点は大名の官位昇進が早い(もちろん征夷大将軍を含まない)。
・勢力規模が最も大きい大名が将軍を擁立する。勢力規模の1位が入れ替わった場合、将軍は支援してもらう大名を変える。
(もし勢力が一定より小さくなった場合、このモードは自動的に解消される)
これにより、1勢力の一人勝ちをある程度抑えることができる。
「どうせ2位勢力が追い抜いてすぐに入れ替わるだけだ」と反論し悲観する方もいるかもしれないが、
それはそれで支援先を流転した足利親子をゲーム上で再現できる優れ技。