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珍しく、家宝関連のニュースが。
志摩市は、市税滞納者から差し押さえた、2着のよろい・かぶとをインターネット公売に出した。
1着は、付属の説明板に「九鬼家」とあり、鳥羽の戦国武将を類推させる。
もう1着も「豊臣家に縁の武将が身につけたものと思われる」との説明板が付いている。
ともに高さ約160センチ。「九鬼家」の文字は、よろいに描かれた「茗荷紋(みょうがもん)」
を解説した説明書きの末尾にある。
「豊臣家に縁」とある方は、弾痕と思われるくぼみがあり、説明板には「鉄砲痕かどうかは定か
ではない。しかし実戦に用いられたことは間違いない」とある。
市収税課によると、いずれも説明板の書かれた時期や筆者は不明。内容の真偽は定かではなく、
九鬼家のものなのかも不明だ。
見積額を13万円と25万円に設定したが、専門家の鑑定によるわけではなく、鑑定の費用は
税滞納者の負担となるため、依頼できないという。
市収税課は「高いか安いか、下見会で実際に見て判断し、入札を」と話している。
市は未収金対策として2008年度から、市税滞納者から差し押さえた財産を公売。
18回目の今回は、よろいをはじめ、絵画や真珠製品、マイクロバスなど64品を出品した。
下見会は24日午前10時から同市阿児町の阿児アリーナである。入札の参加申し込みは28日まで。
問い合わせは、市収税課へ。
[中日新聞]2011年2月18日
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
説明板に「九鬼家」との表記がある甲冑(志摩市提供)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)