シュタインズゲートの牧瀬紅莉栖はヽ(*゚д゚)ノカイバーカワイイ 68at GAMECHARA
シュタインズゲートの牧瀬紅莉栖はヽ(*゚д゚)ノカイバーカワイイ 68 - 暇つぶし2ch708:SS
11/12/21 01:16:46.08 MfytAVVk0
「…?何のニオイだ…?」
台所の方から漂ってくる匂いに目を覚ます。
携帯を見ると時間は9時を少し回ったところ。

「あ、やっと起きた。岡部、台所借りてるわよ。」

何…?
紅莉栖の一言に、寝ぼけた頭が一気に覚醒する。
今、あいつは、何と言ったのだ…?
よく見ると鍋で何やら作っている。

「ふむん…試しにコレも入れてみようかしら…」

ウェイウェイウェイ。
試しにって何だ、試しにって。
ダークマターを生成しようとでも言うのか。
物騒な発言に心底不安になっていると、鼻歌が聞こえてくる。

何故貴様はそんなにもご機嫌なのか。
何故いきなり朝から台所に立っているのか。
エプロンはともかく何故ポニテなのか。
何故だ畜生かわいいじゃないか俺の紅莉栖ハァハァ。

台所に立つ紅莉栖の後姿に「ちょっと新婚ぽいな…」等と思ってみたが、
この後、既婚男性板の某スレに足を運ぶ事になるだろうと思うと素直に喜べない。
嫁のメシがマズイというより生命の危機です助けて下さい。

「…何一人でブツブツ言ってんのよ。」

「クリスティーナ…その様子だと……遂に…完成してしまったのだな…?」

「うん。今回は…その、ちょっとは自信あるわよ。」

自然と声が震える。
テーブルの上に置かれたそれは、どうやら味噌汁のようだ。
見た目はとりあえず普通。
匂いも普通。
しかし騙されない。
俺は忘れない。
無かった事にしてはいけない。

一見味噌汁であるハズのこの物体も、
蓋を開ければ「味噌汁のような何か」である可能性は0では無いのだ。

「も、もしも俺に何かあったら…ラボの事は頼む。」

「オイ、どういう意味だ。」

「じっ…自信がっ…ああああるのだろう…?」

「マイナス方向じゃなくてプラス方向に捉えられんのか己は!…もう。」

見ると紅莉栖は怒りを通り越して涙目になってきている。
…む。流石に言い過ぎたか?
見れば、指先に絆創膏。
料理の最中に切ったのだろう。


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