デスピサロは同情の余地なき悪党 第四十一章at FF
デスピサロは同情の余地なき悪党 第四十一章 - 暇つぶし2ch559:名前が無い@ただの名無しのようだ
12/08/23 21:45:23.93 MxRu4eX20
俺がFC版の『Ⅳ』をプレイしたときに納得がいかなかったのはラストシーンである。
仲間を帰るべき場所へと送り届けたのち自らの故郷に帰った勇者が村の真ん中に立つと
いきなり殺されたはずのシンシアが現れて勇者と抱き合うというあのシーンだ。
この『DQⅣ』という物語をものすごく簡単にまとめてしまうと、
「愛するものを失った主人公が愛するものを失って復讐しようとするラスボスに復讐する」という話である。
こうして見てみるとはっきりわかるが、つまり勇者とピサロは似たもの同士なわけだ。「対になるキャラクター」と言い換えてもいい。
似たような動機でぶつかり合ったもの同士、打ち倒された方は失意のままに滅び去り、打ち倒した方は幸せに向かって歩いていく。
こんな不平等が許されていいのだろうか?主人公、勇者という特権はかくも超越的なものなのか?
なんてことを俺は思ってしまうのである。


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