09/07/22 13:34:02
慶應が会計士で33年連続トップ(プレジデント)
出身大学別のランキングで411人の合格者を出し断トツの1位にいるのが慶應だ。
実はこの慶應、1975年に中央からトップを奪い返してから33年間連続して、その座をキープしているのだ。
慶應OBでつくっている公認会計士・三田会の青木雄二会長は「実学の精神を重んじ、本来、公務員試験や
資格試験にはあまり関心がないはず。不思議で仕方がない」と率直に語る。
とはいえ、それだけの強みを持っているのには何か秘密があるはず。何人かのOB会計士に疑問をぶつけてみると、
「付属の高校からの内部進学者の割合が他大学よりも多く、“受験疲れ”していないことが影響している」という答えが返ってきた。
「会計士として活躍する先輩の姿を見たりするうちに、人生のなかで一度くらい難関試験に挑戦するのもいいかなと考える学生が多い」というのだ。
とりたてて大学のなかに資格試験対策の講座があったり、三田会のOBが直接指導するような場が設けられているわけではない。
40代前半の中堅会計士は「自分の時代から、2回生まではテニスラケット片手に、そして3回生からはTAC(資格試験学校)のテキストを
片手にキャンパスを歩くのが習わしになっていた」と振り返る。長きにわたる伝統の上に築かれた牙城だけに、慶應からトップの座を奪うのは難しそうだ。