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警察庁長官狙撃:名誉毀損訴訟 勝訴でアレフ「当たり前の判決」（毎日新聞 2013年01月16日 東京朝刊）
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警察庁長官狙撃事件（９５年）の捜査結果公表を巡る損害賠償訴訟で東京地裁は１５日、オウム真理教の後継団体で教団主流派の「アレフ」に対する
名誉毀損（きそん）を明確に認めた。アレフの荒木浩広報部長は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「ごく当たり前の判決。当事者
の人は真摯（しんし）に反省してほしい」と警視庁の対応を批判した。
「（警視庁による捜査結果の）公表がおかしいのは刑事訴訟法の教科書を見れば明らか。間違っても控訴することがあってはならない」。判決の感想
を求められた荒木部長は次第に語気を強めた。公表翌月の１０年４月に東京都公安委員会に苦情を申し立てたが、「不適切な点は認められなかった」と
の回答を受けている。荒木部長は「警察を指導する公安委員会は誤りを検証してほしい」と訴えた。
判決が確定した場合に支払われる賠償金１００万円の使途を尋ねられると、「今は決まっていない」と述べるにとどめた。【鈴木一生】（以下略。以上、記事より引用）
＜関連記事＞ことば:団体規制法とオウム真理教（毎日新聞 2013年01月16日 東京朝刊）
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◇団体規制法とオウム真理教
公安審査委員会は００年、「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律（団体規制法）」に基づきオウム真理教を３年間の観察処分とし、
３年ごとに「危険性がある」として更新している。後継組織で教団主流派の「アレフ」と、０７年に分派した「ひかりの輪」も対象。公安調査庁は
対象団体に立ち入り検査ができ、団体には構成員や資産について３カ月ごとの報告が義務付けられる。（以上、記事より転載）