13/04/15 10:21:23.34
通貨価値が下落(為替レートが円安)した分は輸入価格が上昇しインフレになります。
よく知識人がハイパーインフレになり国家破産になるという人がいますが、国債暴落は日銀が無制限に買い支えれば金利は極端な話ゼロにすることも可能なのです。
ヘッジファンドが国債のカラ売りを仕掛けて(せいぜい彼らの資金は200兆円程度、こちらー日銀ーは無制限)きたら、逆に買い支えて彼らを破産させてしまえばいいのです。
したがってハイパーインフレ(金利上昇)にはなりません。但し今の日本に知識人も政治家も度胸がないのでこれができるかどうか心配です。
過去の歴史でハイパーインフレになった国はいくつかありますが、その中でひどかったのは戦後のドイツです。1万パーセント以上のインフレでしたが、
これは戦後の巨額な賠償金や自国工業設備破壊と鉱業権の外国没収によりもたらされたもので、イギリス、アメリカの介入援助により数年でインフレは収まりました。
そして自国の工業生産復帰ともに貿易黒字の国へと進んでいきました。
そもそも自国に稼げる力(経常収支が黒字にできる産業がある)がある国はいくら借金があってもハイパーインフレにはなりません。