13/04/26 23:22:32.34
>>679 の続き
イレーン・ラン・チャオ(英: Elaine Lan Chao、中国名:趙小蘭、1953年3月26日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。
2001年、労働長官に就任し、中国系アメリカ人、アジア系アメリカ人女性として初めて米国閣僚となった。
台湾出身。輔仁大学名誉博士。(輔仁大学はローマ教皇庁直属のカトリック大学で1925年に設置された。
蒋介石の妻である宋美齢も理事長を勤めた。)
父親の趙錫成は若い頃、交通大学に学び、江沢民と同級生だった。8歳の時に一家で米国に移住、
ニューヨークのロングアイランドに住んだ。1979年にハーバード大学経営大学院で経営学修士号
(MBA)を取得した。卒業生代表に選ばれるほどの優秀な成績だった。
シティバンクニューヨーク支店に勤め、1983年のホワイトハウス実習生に選ばれて政治の研修をした。
1984年から1986年にはサンフランシスコのバンク・オブ・アメリカで副社長をしている。
この頃から共和党の資金集めに協力するようになった。1986年、連邦政府に入り、運輸省海事管理局次長に就任、
1988年には連邦海事委員会議長に選ばれた。
1989年にはジョージ・H・W・ブッシュ政権の運輸副長官に任命され、政治的ポストに就いた。(wikiより抽出)
◯…(ヘリテージ財団)にはエレーン・チャオ元米労働長官(59)がいる。
漢字名は趙小蘭。台湾に生まれ、ハーバード大ビジネススクールで修士号を得たエリートだ。
…実は、米国のシンクタンクで最も重要なのは、寄付金集めになる。彼女はヘリテージ財団に在籍中、
父の生まれ故郷、上海のつてを頼り、中国から財団への寄付金を集めるのに成功した。…
中国からも金が寄せられるようになると、財団は中国の世界貿易機関(WTO)加盟について「反対」から
「賛成」に意見を変えた。実は、チャオ元長官の父、ジェームズ・チャオ氏は母校、上海交通大学で
江沢民前国家主席と同級生だった。海運で財を成した富豪だ。
恐らく、長女のために自分のコネを利用して中国国内で財団への寄付を依頼したのだろう。
中国が米国内でどれほどコネクションを拡大しているか、 日本では知られていない。
(春名幹男「国際情報を読む」 日刊ゲンダイ2012/11/1 より抜粋)