12/05/09 19:22:08.64
>>115
>>83で最初から言ってるが、輸入品が物価に与える影響は短期でしかない。
だからある事はある。
分かりやすく例えるなら、水が沸騰した鍋に塩を一さじ入れると、沸騰した水の温度は下がるか?と聞かれれば下がる。
温度が下がった一因として、塩を入れた事も含まれる。
しかし長時間温度が下がり続ける主因は火を弱めた事にある。
塩を入れると温度が下がる!と塩を入れる事を反対するけど、単に火を強めれば良いだけ。
それでも温度が下がると言うなら、どれだけ下がるのかを提示して欲しい。
といったところか。
「おわりに」の部分引用します。
第 1 に,品目別価格上昇率の分布の歪みは消費者物価上昇率と統計的に有意な正の相関をもつ。
この結果は 6ヵ国に共通するものであり,推計期間,推計方法,歪みの測り方などを変更しても結果は大きく変わらないことが確認された。
ただし,正の相関は計測のタイムスパンに依存しており,5 年単位でみると相関は消え,物価に影響を与えるのはマネーサプライのみとなった。
短期では歪みと平均の間に正の相関が観察されるが長期では相関が消えるという分析結果は,メニューコストの存在などにより価格粘着性が短期的に高まるという仮説と整合的である。
また,相対価格変化は一般物価に影響を与えないというフリードマン仮説が長期では成り立っているとも解釈できる。