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>>53
実際には、米国経済が日本経済より好調だったという理由だけでなく、米国の政治圧力によって、
ジャパン・マネーを米国に流そうと日本の金利が意図的に米国より意図的に低く抑えられてきた実態がある。
JOG(078) 戦略なきマネー敗戦
■3.アメリカに貢ぐ■
吉川氏は、85年9月のプラザ合意(日米独の協調介入で、1ドル
240円台から140円台に下降させた、後述)後、日本の公定歩
合が常にアメリカより3%低い所に設定されてきた現象を「写真金
利」と呼んでいる。[3]
この金利差によって、日本の生命保険会社などの機関投資家がア
メリカの国債を買い、アメリカの貿易赤字と財政赤字が埋められ、
ドルも買い支えられる、という構図である。
この構図にしたがって、87年10月から、89年5月まで、2
年3ヶ月にわたって、日本は2.5%という超低金利政策をとった。
当時、GDP成長率は5%に達していた。国内経済を考えれば、金
利を上げて、景気の過熱を防ぐべき所だ。しかし超低金利は放置さ
れ、過剰な資金が株や土地に向かって、空前のバブルを引き起こし
たのである。[2,p82, 3]
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