11/01/10 23:33:47
中国側から多額の報酬か…ルノー社スパイ事件
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
【パリ=林路郎】仏自動車大手ルノー社幹部が日産自動車と共同開発中の電気自動車(EV)の技術情報を
社外に漏えいしたとされる事件で、仏誌ル・ポワン(電子版)は7日、3人のルノー社幹部が仏の下請け企業を通じて
中国の自動車関連の交渉相手から接触を受け、海外の銀行口座に多額の報酬を得た可能性があると報じた。
同誌は、漏れた情報がEVの燃料電池にかかわるもので、特許申請手続き前のものも含まれていたとしている。
報酬が複数の銀行を通じて、最終的にスイスの口座に振り込まれたとの報道もある。一方、幹部社員のうち、
EV開発の副責任者は弁護人を通じて「産業スパイとの批判を浴び、ぼう然としている」と述べ、関与を否定した。
仏ルノー:機密漏えい EV技術「中国へ」 下請け通じ提供か
◇「口座に報奨金」
URLリンク(mainichi.jp)
【パリ福原直樹】フランス大手自動車会社「ルノー」幹部らが、日産自動車と開発中の電気自動車(EV)の技術
を漏えいしたとされる問題で、仏メディアは7日、幹部らが同社の下請け企業を通じ中国側に情報を提供、
その見返りに外国銀行に「報奨金」が振り込まれた可能性があると報じた。今回の問題で仏メディアは
「中国側には産業スパイの“慣習”がある」と、中国批判を強めている。
(略)
一方、同誌は、調査を開始した仏の情報機関「中央国内情報局」(DCRI)関係者が、中国の「産業スパイの慣習」
に懸念を示していると報道。またAFP通信は、「中国の情報機関は自動車産業に強い興味を示しており、
中国の自動車産業と協力関係にある」との専門家の談話を掲載した。
仏では07年、中国人留学生が仏自動車企業の極秘情報を不正入手したとして、有罪を宣告された。
仏政府はルノー株式の約15%を保有しており、仏政府関係者は毎日新聞に「我々のカネで開発した情報
が中国側に漏れるのは許されない」との見方を示している。