10/12/12 23:55:01
【話題】 大前研一氏 「原子炉の稼働率が低いのはマスコミが原発に神経質過ぎるため」
スレリンク(newsplus板)
いま日本がやるべきはフランスと並んで世界トップクラスの水準にある原子力技術を、
ひたすら磨き上げ、輸出力を高めることである。 ただし、日本の原子力には泣き所がある。
60%を切っている「稼働率」だ。
なにしろ、いま世界の原発受注競争で日本のライバルになっている韓国やフランスが
商談で繰り出すセールストークは「日本の原子炉の稼働率は60%だが、我々は90%」なのである。
低い稼働率はどうしても発注側の不安を誘う。かくして日本はサウジアラビアで韓国に、
ベトナムでロシアに競り負けることとなった。
そのくせ韓国もロシアも自信がないから、受注後に東芝に設計のレビュー(再確認)を依頼してきている。
本来なら受注しておかしくないぐらい日本の技術力は海外でも高く評価されているのに、
稼働率が低いという致命的な欠陥を抱えているのだ。