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【震災/ギャンブル】氷点下の早朝、開店前に行列40人 依存症深刻化 …被災地でパチンコがはやるワケ
スレリンク(newsplus板)
【娯楽】東日本大震災 被災地でパチンコ店がはやるワケ 正月営業は前年比大幅プラス[12/02/02]
スレリンク(bizplus板)
仙台市のパチンコ業界関係者は
「娯楽の少ない石巻など沿岸部は、全国でもパチンコ店の多い地域。宮城県内のお正月営業は、
各チェーンの1番店(営業成績トップの店舗)なら震災前の前年同期比でも大幅プラスになっている
と思う。震災の影響が残る店もあるが、今年は全体でプラスに転じるのではないか」と予想する。
石巻市で地域に密着した被災者支援を続ける「NPO石巻復興サポートセンター」の
遠藤司さん(49)は「震災後、厳しい現実から逃れるためにパチンコ店を訪れ、
深みにはまる人も多い。震災が言い訳になっている側面もあるでしょう。
孤独を深めた一部の被災者がギャンブルやアルコールに依存していく悲劇が生まれています」と話す。
長年、依存症の治療に取り組む田辺等・北海道立精神保健福祉センター所長(精神科医)によると、
災害後、被災地でギャンブル依存症が増加することはよくあるという。
「ギャンブル依存症やアルコール依存症、また、その傾向のある人は、被災生活が長期化すると
症状の再燃や悪化のリスクが高くなる。本来、自分が能力を発揮すべき仕事や学業、家族関係が
失われ、仮初めの生活をしている情けなさや将来への不安などが長く続くことで、
アルコールやギャンブルを使いたい気持ちが高まる。
また、治療のために通う当事者グループへの参加が、災害によって途切れてしまうと、
リスクがさらに高まるからです」と指摘する。
ギャンブル依存症とは、気分が晴れず、自尊心の失われた状態の時、賭け事に勝って刺激を受け、
それが習慣化して、賭け事をやらないと気が済まない状態になること。生活資金などを
投入してしまうため、問題化し、二度とやらないと誓っても、家族に隠れてまで続けることから
「否認の病気」とも呼ばれる。