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【中国時報】台湾の大学 定員割れ、男女出生比に変化
2010年6月21日
台湾政府教育部(文部科学省に相当)によると、少子化の影響で6年後には、高校の卒業生が現在の31万人から、26万人に減少し、定員割れが目立つ南部の新設私立大学は、20校余りが閉校に追い込まれるとみている。男児の出生比率が不自然に増加していることも、
憂慮されている。
昨年、全国の大学の定員割れの総数は6万人余。入学手続き率も、過去最低の8割に落ち込んでいる。特に南部の私立大学の状況が深刻だが、北部の大学では、公立私立を問わず、学生募集に問題は出ていない。
一方、男女出生比率は現在、平均109対100と自然比率より男児が多くなっている。178対100と男児の出生率が異常に多い病院もあり、政府では、男児を望む伝統があるため、胎児が女児と分かった段階で人工中絶を行っている可能性が高いとみて、
34病院を観察の対象にしている。