10/09/10 14:55:16
途上国のタイでも少子化が起こっている。記事の中に2000―2005年の出生率は1・8とあるが、
最近はもっと下がり、1.6になっている。しかし先進国と違うのは、平均寿命が短い。
URLリンク(www.newsclip.be)
「発展途上国のまま高齢化」 タイの未来に警鐘 「平均寿命は貧しい国の、出生率は豊かな国の水準」。
タイの王室系大手行、サイアム・コマーシャル銀行(SCB)の調査部によると、タイは発展途上国のまま高齢化社会を迎える見通しだ。
タイの平均寿命はエイズやけがでベトナム以下だが、出生率は1990―1995年の2から、2000―2005年は1・8と、
経済が発展した日本やシンガポールに近い水準に低下した。
人口構成は2007年から2020年にかけ、15歳以下が22%から17%に減る一方、60歳以上が11%から17%に増え、「ピラミッド型」から「壺型」に変わるという。
2020年には60歳以上の人口が1200万人と2007年から60%増加し、女性の数が男性より150万人多くなる。
1人当たりの国内総生産(GDP)は1994年から2010年に実質40%増加したが、所得配分は最も豊かな20%が全体の55%
を占め、最も貧しい20%は全体の4%止まり。所得水準が比較的低く、貧富の差が大きく、
技術、資本を獲得し生産性を上げる前に、労働力不足に陥るという、暗い将来像が描き出された。