11/06/22 00:23:15.01
>>459の大前研一の提言に通じるが、
高校について、専門学校の地位をもっと上げて、
専門学校卒業してすぐ就職するというルートを拡充してゆくのがいいと思う。
そしたら人生に目的意識がついてくるしニートも減り、初婚年齢も上がる。
戦前には「青年学校」という制度があって、戦前の方が複線の教育ルートがあって優れてたように感じる。
旧制高校とか師範学校とか
マイスター制度のドイツでは、確かかなり早い年齢で、勉学と職業訓練とで人生のルートが分かれてる。
ドイツの出生率は低いけれどもね。
いつまでも親に養ってもらうのはよくないし、学生なのにバイト・サークルで遊びほうけてるのは、
人生と税金の無駄。
超映画批評 - 『パラダイス・キス』
URLリンク(movie.maeda-y.com)
進学率の高い高校に通う優等生、早坂紫(北川景子)はあるとき服飾専門学校の永瀬嵐(賀来賢人)から、
学園祭のファッションショーのモデルをやってくれと頼まれる。受験を控え、そんな遊びに付き合ってられないと断る
紫だが、ジョージ(向井理)と呼ばれる天才的なデザイナーや個性的なメンバーにはどこか惹かれるのだった。
マジメながり勉女子高生が、対照的な専門学校生の姿を見て影響を受け、成長してゆく青春ドラマ。
いい学校に入り、いい大学に入る。まっとうな道を突き進んできた主人公が、そんな自分の視野がいかに狭い
ものだったかに気づく様子が、この映画ではじつにリアルに描かれている。
受験競争のことばかり考えていた自分よりも、専門学校生のほうがはるかに将来をしっかり見据え、
地に足の着いた努力をしていた。それを知った彼女の、彼らに対する感情の移り変わり。それはまず焦りから
始まり、やがて共感へと変わる。その流れは自然で、大いに共感できる。
モデル依頼に激しく反発することからわかるとおり、当初は専門学校生たちを小ばかにしていたところが
あったであろうこのプライド高き優等生は、そんな自分のほうが子供じみていたことに徐々に気づく。
いや、頭のいい彼女は最初から気づいていたのかもしれないが、それを認めたくはなかったわけだ。
没個性で地味な紺の制服を指さして、これに誇りを持っていると激しく主張する姿は、まさに追い詰められた
人間の最後の抵抗のようだ。