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【静かな有事】第4部 少子化を止めろ(1)子ども手当「人口」と無縁
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
鳩山由紀夫首相は「『少子化』という発想は上から目線。子供の育ちを政府がいかに支えるかが非常に大事
との発想で臨みたい」との認識を示す。
内閣府の泉健太政務官も「われわれは基本的に人口政策という考え方は持たずにやっている」と言い切る。
民主党は出生数減に歯止めをかける議論は行ってこなかったというのだ。「人口計画を組んで、国民が共感し
応じてくれるのか。子ども手当の明確な成果なんてあり得ない」
「子供がゼロよりも1人か2人いる家庭のほうがより子供を持ちたいとの意欲が高い。中・低所得者の間では
特にそうだ。こうした人にはインセンティブになる。手当に一定の効果があるということだ」
つまり、世帯の子供数が増えるごとに加算し、中・低所得層に重点配分したほうが、より出生数増につながり
やすいことになる
鳩山政権は、なぜ「出生促進」を政策の前面に出したがらないのだろうか。
厚生労働省OBは「出産や結婚に国家があからさまに関与するのは、戦前の『産めよ殖やせよ』を想起させる
から問題だと、拒否感が強いのだろう。出生率が下がり、最近は政府内でこうしたアレルギーがなくなってきて
いたのだが。個人主義が過度に進んでいく印象だ」と分析する。
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