10/03/18 07:49:50
賃上げゼロ、定昇は維持 一時金「前年超え」増える 一斉回答
2010年春の賃金労使交渉は17日、自動車や電機、造船重工業など主要業種の経営側が賃上げ額と
年間一時金(ボーナス)を一斉に回答した。焦点の定期昇給(定昇)は維持するものの、日産自動車を
除く主要各社で2年連続で賃上げがゼロとなった。年間一時金はホンダや日産などで満額回答が出て、
前年実績を上回る企業が増えたが総じて水準は低く、景気の不透明感を反映した。
自動車では今年はトヨタ自動車やホンダの労組が5年ぶりに賃上げ要求を見送る一方、日産の労組が
賃上げを要求していた。日産は成果主義に基づく独自の賃金体系に基づき6200円を回答した
(要求は7000円)。定期昇給に相当する6000円に、若手層への特別配分と位置付けた200円を上乗せした。
実質200円の賃上げとなるが、「ベースアップ」ではなく20歳代中心の若手に重点配分する。同日会見した
高橋雄介執行役員は「実質賃上げで若手層の競争力を高めたい」と述べた。年間一時金も5カ月分と
満額回答した。 (14:35)
URLリンク(www.nikkei.co.jp) 17032010&g=MH&d=20100317