某作品at DOUJIN
某作品 - 暇つぶし2ch2:某
12/04/03 05:18:16.86 jrZG0GLm0
黒煙の中からタビア(1体)が姿を現す
ベジータ「何ィィ!?何だとォォ!!!!!」(驚愕の表情で)

ベジータ「…バ……バカな…… …左右のミラージュはアビリティオーバーを誘発し沈黙したまま……
     本体である貴様は意識が混濁した状態…… そうした中、あの破壊力のあるエネルギー弾の直撃を食らった筈……
     一度オレが嵌められたように本体と分身体を入れ替えるようなトリックプレーができる状況下でもなかった、
     そんな余裕もなかった筈だ…
     …くっ…… 一体、何がどうなってやがる…!?
     最後にブチ当てたエネルギーの総量は奴を跡形もなく消し去るほどの威力だったんだ
     致命傷も負わずにいるなんてことはあり得ない、あり得ないんだ…!!?」

タビア 「……クックック…… 流石のオマエも今、眼前で起こっている現象は把握しかね、何かと腑に落ちないご様子だなぁ……
     …いいだろう 何が起こったのかをオマエにも分かりやすく教えてやろう…」

→タビア1体が薄気味悪く笑っている・ニヤニヤ→不意にベジータに向かってくる→タビア1体が半透明化する
ベジータ「…!!!」
→ニヤニヤ笑うタビアはそのままスゥーッとベジータをすり抜け反対側に移動する→ベジータ「な… 何ィィ…!?」慌てて振り向く

3:某
12/04/03 05:25:43.82 jrZG0GLm0
→実体化し
タビア 「どうだ、これで何が起こったか一目瞭然だろう…?」
ベジータ「………う…ぐぐ…」(険しい顔)

タビア 「フハハハハハ、フハハハハハ!!!ベジータ、オマエのおかげだ!!!
     オマエのおかげで我に眠りし真の能力に目覚めることができたぞ!!! 礼を言うぜ、クックック……
     最後の爆発の瞬間、あれは危なかったぞ… あの時、この能力に瞬間的に目覚めなければ我が肉体はとっくに大気の塵と化していただろう
     あのギリギリの刹那の時に新たな能力を発現し回避することができた…
     フフフフフ… そして、爆破の衝撃で消え去ったかのように見えたであろう分身体の方だが……
     この能力発動と同時に瞬時に消すことで事なきを得たのだ…
     危険を本能的に察知し体が反射的にそう動いたとでも説明するしかないがなぁ……
     本体の方は今、見せた通りだ…
     ククク… おかげで奇跡的にそれほどダメージを受けることなく、エネルギーの最大爆発点をすり抜けることができた……」

ベジータ「………くっ……」(苦々しい表情)

4:某
12/04/03 05:28:06.57 jrZG0GLm0
タビア 「…フフフ… どうなってんだと言いたげな表情だな?
     …だが、実のところこのオレ様にも厳密には解析不能な現象よ
     …ただ、あの極限下で、意識は朦朧としていたがオレは戦士としての闘争本能まで完全に捨てたわけではなかったということだ
     半ば無意識だが、我が肉体を分身体のように半透明化できることを強く心に念じていた…
     死の淵で勝負への執念をまだ捨ててはいなかったのだ…
     オレの潜在意識の底にある戦士としての飽くなき闘争本能のようなものが、このままおめおめと敗北することを許さず、
     慟哭しては絶叫し、我が生命に強烈に作用したとでも言うほかはない……
     その瞬間に、爆発とほぼ同時の極限の時間に、我が意識は大いなる力を得て劇的に復活したのだッ!!!
     ベジータ… オマエに死地に追い込まれたおかげで、オレは持てる潜在能力の全てを開花させることができたッ!!!
     我が長年の悲願ともいうべき真の能力に覚醒することができたぞッ!!!
     極限の状況下でこそ真に戦士は覚醒し、その天分を如何なく発揮する!!!」


また、本体を半透明化させる→実体化し

5:某
12/04/03 05:33:10.72 jrZG0GLm0
タビア 「ウハハハハハ!!!これが超感覚というやつか… 今までに体験したことのない感覚だ、ウワッハッハッハ!!!
     「ミラージュ」を自在に操れるようになった時でさえもこうは高揚感は得られなかったぞ
     この能力をどう操っているのか、自分でもまだ完全な説明はつかないッ!!!(上に向けた両の手の平をじろじろ見る仕草)
     …しかし、この超絶能力への進化自体はそれほど不思議なことでもないだろう…
     ベジータ… 生まれついての戦士であるオマエになら分かるだろう
     …なぜなら、戦士というものは最大の窮地に陥った時にこそ最大のポテンシャル(潜在能力)が引き出されるのだからな
     長年に渡り「ミラージュ」で生体エネルギーを自在に操る術を極めようとしていた日々が思いがけずこの土壇場で活きたのだ…
     ここまで来るともう技術云々の話ではない… 執念の問題よ…
     この能力の瞬間的な発現にそれ以外の理由など見当たらぬ、我が執念が成就させた業だッ!!!」


さらに3体に分身へ
→タビアが構え→一瞬、タビアの体・輪郭がボヤけて見える→次の瞬間、タビアの左右にタビアが1体ずつ出現し、合計3体へ

タビア(中央)「グハハハハハ!!!ベジータ、見るがいい!!!」

分身能力を保持したまま3体一斉に半透明化へ

ベジータ「………………」(鋭い眼光で睨む様に見つめる)

→3体共に実体化し

6:某
12/04/03 05:39:36.35 jrZG0GLm0
タビア(中央)「…ま、まさか 長年の宿願だった本体をもコントロールする戦闘術をこうして自身の目で目の当たりにできようとはッ!!!!!
        しかも、その能力で最大の危機を脱出してしまうとはなッ!!!!!
        (再び自分の両の手の平をじろじろ見ながら)
        これはもう「ミラージュ」(蜃気楼)というよりも「ファントム」(お化け)といった呼称の方が相応しい
        ………ファントム…… 遂に自らの体をも半物質化させることに成功したのかもしれぬッ!!!!! グハハハハハ!!!!!
        戦士は実戦の中でこそ練磨され成長し鍛え上げられるものだと云う…
        ベジータ… オマエがオレをとことん追い詰めてくれたおかげで、オレはとうとう「ファントム」を手に入れたぞ!!!!!
        今のオレは「ミラージュ」を遥かに凌駕する新たな能力を持つ戦士へと変貌を遂げたのだ
        全身の血が入れ替わり沸騰したような高揚感を覚えるぞ!!!たった今オレは無敵な存在へと究極の昇華を遂げたのだ、ウハハハハハ!!!」


ベジータ(……くっ… なんて奴だ…… 全く新しい能力を身につけることで危機を脱出したというのか…?
     奴は不死身の能力を得て生まれ変わったとでもいうのか…?
     ………うぐぐ…… …あの厄介な「ミラージュ」を撃破できたと思ったが
     これでは強制的に一からの振り出しに戻されるような気分だぜ……
     ……しかもだ、奴の新能力が脅威なのも然ることながら
     オレは先の戦闘でエネルギーの多くを放出してしまい、戦闘力の残存エネルギー量が少ない… おまけにダメージも積み重なっている……)

7:某
12/04/03 05:43:52.56 jrZG0GLm0
タビア(ククク……
    新能力で形勢を逆転させ、圧倒的優位に立ったとはいえ、コイツだけは最後の最後までどんな逆襲を仕掛けてくるか想像もつかん戦士だ…
    …フフフ… 今もどんな思案を巡らし隙を覗っていることやら……
    …だが、この新たに手にした「ファントム」は無敵だ、いずれはフリーザ様……、いやフリーザをも凌駕できる…!!!
    「ミラージュ」では半透明化できない本体を集中的に追撃、狙撃された場合、制御が乱れアビリティオーバーを誘発する危険性があったが
    「ファントム」なら相手の攻勢でアビリティオーバーを引き起こす可能性は皆無だといっていい…
    そして、今のオレはかつてない程に集中力が研ぎ澄まされていく感覚に満たされている…
    よもや3体制御に狂いを生じさせるような隙は見せぬ……)


ベジータ(……ヘッ… だが、全く不思議な感覚だぜ…
     無駄なエネルギーの放出さえも避けねばならんような死線に追い詰められているというのに
     闘志だけはなぜか沸々と沸き上がってきやがる… これも戦闘民族サイヤ人の性なのか……
     ……しかし、お互い限界ギリギリでの戦闘が続き、本来の限界などはとっくに越えている… そんなことはもう分かっている……
     奴より体力の消耗が激しく、ダメージの蓄積も多いこのオレは、どう戦えば………?)

8:某
12/04/03 05:48:47.33 jrZG0GLm0
タビア(中央)「フッフッフ… 我が能力を前に言葉もないか…
        それにしても、ベジータ… さすがは戦闘民族サイヤ人の王子だ…
        先の、精度の高い追尾弾のコントロールといい、一度に6球ものエネルギー弾を同時に繰り出し挟撃する作戦といい、
        恐るべき戦闘センスの持ち主だ…
        やはり、オマエはオレと同じく、この宇宙の選ばれし天才戦士だぜ
        …だが、オマエが渾身の力で放ったその折角の技も2発目は我が「ファントム」によりほとんどが無効化されたのだッ!!!
        ウワッハッハッハ!!!!!」

ベジータ「……………」(険しい顔)

タビア(中央)「フフフ… オレ達の戦いもいよいよ佳境を迎えつつあるようだ、雌雄を決すべく最終章に突入するのだ…
        オレはこの目覚め立ての能力で、宿敵として唯一認める存在であるオマエを全力で屠ることにしよう、グハハハハハ!!!
        この闘いを制した者は後に飛躍的に成長し、劇的に戦闘力の限界を伸ばす……そんなきっかけになる予感がするぜ
        そうして、貴様の死は無敵の「ファントム」を手に入れた暁を祝う、祝いの添え物となるのだ、フハハハハハ!!!!!」

9:某
12/04/03 05:50:36.60 jrZG0GLm0
まだまだ完結までの道のりは長いが、取りあえず公開しておく

10:修正
12/04/04 00:14:09.52 vaV0CJa90
→そうして、オマエの死は無敵の「ファントム」を手に入れた暁を祝う

11:修正
12/04/04 00:15:34.03 vaV0CJa90
まだまだ投降できる箇所はあるんだが、見直しも一苦労だし、後日まとめて投降したい

12:修正
12/04/04 00:17:06.64 vaV0CJa90
誤変換

13:某
12/05/02 04:36:57.67 sUeKLbcI0
ハル  「も~何がどうなってんのか、よく分かんない……
     …けど、ベジータさん…… 勝って… 頑張って……」心配そうな眼差し

沈黙したまましばし対峙する両雄・・・


タビアがニヤッ、突如3体で向かってくる・ヒュン!!→包囲される・ベジータは周りを目で追う


タビア3体は余裕の笑みを見せ、直ぐに攻撃する素振りを見せない・ニヤニヤしながら凝視するのみ
→そのまま、一挙に3体共に半透明化し、それぞれが交差しながらベジータを素通りして通り抜ける
タビア3体が再び実体化する

ベジータ「……くッ………」3体の動きを目で追い、歯軋り気味に

タビア(1体)「グハハハハハ… このザマではまるで勝負にならんかもなぁ 戦いの帰趨はとうに見えたわ
        しかし、圧倒的な戦力差を誇示するというのも悪くないものだ…
        それがつい先程までは実力が伯仲していた筈の、ベジータ相手では尚更格別というもの
        骨の髄から恍惚にどっぷりと浸(つ)かることができる… 戦士としては至福、至上の時よ」

ベジータ「………ケッ… 貴様の露悪趣味に付き合うつもりはないぜ…」

ベジータ(…どうやら、ミラージュ同様、実体化した瞬間を掴まえるしか手がないようだが……)

14:某
12/05/02 04:44:07.01 sUeKLbcI0
タビア(3体)「フッフッフ……」→タビア3体が半透明化する→ベジータ「…!!!」
→そのまま眼前まで近付き超近距離で包囲し、薄ら笑いを浮かべながらグルグル回る(半ばおちょっくっている)
→ベジータ「……ぐっ……」・目だけは目まぐるしく周囲を観察する

→ふいに3体が停止し、同時に目の前で一斉に実体化、一斉攻撃を繰り出す・バッ!!
→ベジータは咄嗟に両手をガードに使う
→ガシッ!!ガシッ!!・両腕それぞれで2体の攻撃は何とか受け止めることに成功したが・・・
→3体のうち1体に後方から一発殴られ・ドガッ!!→ベジータ「ぐあっ…!!」・衝撃で吹っ飛ぶ


→直ぐに体勢を立て直すベジータ・バッ!!→追撃してきた3体と殴る蹴るの格闘戦に
→両腕はガードを主体にして後退しながら回避する一方のベジータ

タビア(中央)「ウハハハハ!!! 防戦一方とは、我が能力に恐れをなしたかッ!!!」


→タビア1体に後ろに回り込まれ蹴り・ドガッ!!→もう1体に上から殴られる・バキッ!!→ベジータ「うぐぁ…!!」

→ベジータ何とか踏み止まり切り返して1体でも掴まえようと手を伸ばすが→(余分に)3体全部が一気に半透明化・スカッ

→そのまま、(包囲している)3体が半透明化したままベジータと交差してすり抜け、タビアが間合いを取る→思わずタビアを見やる

15:某
12/05/02 04:51:06.85 sUeKLbcI0
3体実体化し
タビア(中央)「ウヒャヒャヒャヒャ!!! 逃げ回るだけでは、もはやオレの敵ではないわ!!!
        戦闘の天才も形無しだな」

3体が静かに身構え
→3体共に急発進し包囲・ヒュン!!(一気に詰め寄り攻撃を加えようとする・・・)

→その瞬間、ベジータの顔がキッとなり、一瞬の隙を衝く形でスピット・スター(S・S)始動で急加速・バシュッ!!

タビア(1体)「何ィ…!?」・急加速飛行でタビア1体の後ろを取る

→その1体を思い切り蹴る・ドガッ!!→勢いよく吹っ飛ぶ・ヒューン→その先にはもう一体のタビアが・・・

→ぶつかりそうになる瞬間、2体とも半透明化する・スカッ(半透明2体がクロス)

→同時に(別の)実体化1体が頭上に現れ・タビア 「フンッ…!!」
→ベジータに上から両手で拳を作り振り下ろす・ボゴッ!!・ベジータ「ぐおおっ…」
→ベジータは慌ててS・S始動で急加速し間合いを取る・バシュッ!!

16:某
12/05/02 04:59:23.18 sUeKLbcI0
タビア1体に戻っている
タビア (…フフフ…… 折角“あの”加速飛行で攻撃・回避できたというのに
     攻撃を畳み掛けずに単発での反撃に止まらせるとは……
     防御主体の戦法といい…
     やはり、先の連続攻撃でエネルギーの大半を使い果たしてしまっているようだな…)

ベジータ(……うぐぐ…… …奴の新たな能力「ファントム」… 驚愕すべき能力だ、付け入る隙が見当たらない……
     …だが、基本的な性質は“あの”ミラージュを継承しているとすれば
     実体化した瞬間を狙い撃てれば、それが本体だろうが分身体だろうがダメージはありそうだが……)

タビア 「フッフッフ… 無敵の能力を前にして、まだ足掻くつもりか?
     まぁいい… 変幻自在の我が3体の前に手も足も出ず、完膚なきまでに押し潰されてから死ぬがいい
     弱点を克服し生まれ変わった我が能力の前に、散々に敗北感を味わってから散るがいいのだッ!!! ガハハハハ!!!」

17:某
12/05/02 05:16:01.30 sUeKLbcI0
→3体に分身
→タビアが構え→一瞬、タビアの体・輪郭がボヤけて見える→次の瞬間、タビアの左右にタビアが1体ずつ出現し、合計3体へ

→分身完了と同時に3体が高速突進・ヒュン!!
→ベジータいきなり3体全てに片腕で掴まれる・ガシッ!!ガシッ!!
ベジータ「…!!!… し、しまっ…!!」
→そのまま3体がそれぞれ片腕で掴みながら、もう片方の腕で殴りラッシュする・ドカバキドカッ!!→ベジータ「うがぁっ…!!!」

→さらに、3体それぞれが片腕で首を掴み、首を締め上げながら持ち上げる
→ベジータ「……う…ぐぐっ……ぐ…」・片目をつむり苦悶の表情を浮かべながらも、両手で首を締める手を掴みはがすような仕草で抵抗する


タビア(中央)「グフフフフ… やはり先の攻防でエネルギーの大部分を消耗してしまっているようだなぁ…・ニヤッ
        …ならば、そろそろおとなしく死ねいッ!!!!!」

→そのまま3体で地上に一気に(ナナメに)投げ落とす・ブンッ!!→ヒューン・ドカンッ!!!→衝撃音と共に砂煙が舞う


ハル  「キャアアァァーー!!!!!」(悲鳴を上げる)

18:某
12/05/02 05:29:40.37 sUeKLbcI0
タビア(中央)「いくら粘ろうが満足な反撃もままならない手負いの獲物など、一閃で仕留めてくれよう!!!
        間髪入れずに止めだッ!!!」

→タビア(中央)が両腕にエネルギーを充填し、間に光球を発生させる・ジジジ

ハル  「……あああ……
     ベジータさんっ、早く逃げてッ!!!!!」(思わず絶叫する)

タビア(中央)「ベジータ、最後の時だッ!!!!!」

→タビア(中央)が(両手の間に発生した)エネルギー弾を地上に向け放つ・ババッ!!!


→ドカーンッ!!!!!・エネルギー弾が炸裂・閃光と爆破音、爆風が吹き荒れる

ハル  「キャアアァァーー!!!!!」(悲鳴を上げる)


白煙と砂煙がもくもくと立ち込めている・・・

19:某
12/05/02 05:36:20.20 sUeKLbcI0
上空から見下ろしながら
タビア(中央)「クックック… 今度こそ、屠ったであろうな…
        奴にはあのエネルギー弾を咄嗟に回避するスピードも相殺して防御するだけのパワーもないのだから……」


白煙と砂煙が晴れていく・・・タビア3対共、満足げに眼下を見下ろす


ハル  「……………………
     (心配そうに見つめていたが顔つきがキッとなり)
     ……大丈夫…… ……そう、今度もきっと大丈夫な気がする………
     今までもベジータさんはあんなような爆発に何ともなかった超人なんだし……
     相手も強いけれど、ベジータさんも並みの人じゃあ考えられないくらいに強いんだもん… …きっと大丈夫よ……」



白煙と砂煙が晴れ視界がかなりクリアになってくる・・・

人影が大穴の空いた地面に仰向けに横たわっているのが見える・・・ベジータが仰向けに起き上がるような姿勢で上空を凝視している

20:某
12/05/02 05:42:40.69 sUeKLbcI0
タビア(中央)「……な… 何だとォォォ!!!!?」(喫驚)


ベジータの前部上面がうっすらと光るのが見える・キラリ→ベジータの前面にオーラでできた防壁がありうっすら光っている


ベジータ「……フッフッフ…… クリスタル・ウォール(C・W)……
     オーラを前面に集中してその部分だけの防御力を劇的に上げたってことだ…
     無論、前方以外はノーガードだから絶体絶命じゃなきゃ使えないがな…
     間一髪、間に合ったようだぜ……」ニッ

タビア(中央)「……ウ~ムム…… お、おのれェ~ ベジータァァァ、味なマネをォォォ!!!!!」

立ち上がり、頭上を見上げ
ベジータ「フッ… この程度のエネルギーではまだまだオレを殺すには足りんようだぜ…」

タビア(中央)「…チッ… 全く口の減らないヤローだ…」

21:某
12/05/02 05:53:22.01 sUeKLbcI0
ハル  「………ほ…ほうらね、やっぱりね…
     …で、でも…… …や、やった… やったァァァ!!!!!(その場で飛び跳ねて歓喜する)」

そのまま絶叫する
ハル  「ベジータさぁぁぁん!!!!! 私、信じてたァ!!!!!
     その程度の攻撃じゃあ、ベジータさんなら決して倒れないってェェェー!!!!!」

ベジータ、ハッとしてハルの方を一瞥する・・・

ベジータ「……………………」



タビア(中央)「…チッ… ベジータの奴め……
        …しかし、この闘い、やはり最終的にオレの分身技術の方が上か、オマエの戦闘技術の方が上か…
        そういう勝負に自然と収斂(しゅうれん)されてきているようだな…
        覚醒した最終能力「ファントム」相手にどこまで粘れるものかな? ウハハハハハ!!!」(高笑い)

22:某
12/05/02 06:06:32.98 sUeKLbcI0
ゆっくり上昇しながら
ベジータ(……しかし、くそっ……
     危機一髪で奴の砲撃は何とか耐え凌ぐことができたが…
     肝心の奴の能力に対する攻略法が全く見付からない……)


タビアは分身を閉じるモーションをして、中央の1体に戻っている

ベジータ(…………………… ……くっ……)苦々しく凝視する

ふいにハルの方をまた一瞥するベジータ・・・ハルが真剣な眼差しでこちらを見つめている
先程のハルの言葉がベジータの脳裏で瞬間的に反芻される・・・


ベジータ(……………………!!!…
     ……何だ!? 何かがおかしい…… 何かが妙だ………
     ……………………)

今度はタビアを見据えて

ベジータ(……今の一連の攻防…… …そして、あの時の状況………
     …………………… ………そうか、そういう事か……)


ベジータ(……………………
     …それならまだ、逆転の目はあるかもしれん……
     …いずれにしろ、奴が実体化してる瞬間を狙うしかないがな……)ベジータがタビア滞空の高度まで到達する

23:某
12/05/02 06:23:22.95 sUeKLbcI0
タビア 「どうした、ベジータ…!? 闘いの最中にまた考え事か…?
     またぞろつまらん策でも張り巡らそうとしているんだろうが… ククク… ファントムは無敵だ
     それに小娘のことも気になるようだな… だが、生憎とお別れの挨拶をする時間はないぜ…
     もう、オマエに残された時間はない… そろそろこの長き闘いも終焉の時を迎える……」ニヤッ

ベジータ(……くっ…… ここからは真にイチかバチかの危険な賭けになるぜ……
     だが、この劣勢に他に起死回生の策など、選択肢などない……
     やむを得まいッ!!!
     さらに、その前に小さな賭けもあるがな……)

24:某
12/05/15 23:07:04.36 ZsHyEy/rP
ってなんなんだ

25:某
12/06/23 20:53:10.74 tdHSh+Gn0
まだまだシナリオは完成しない

26:某
12/08/07 10:38:48.01 QvzoS1NS0
はやく完成させてくれ

27:某
12/08/14 00:27:43.01 P2W1MVfg0
今まではネット上に散文的に投稿してきたものの、
これからはブログに投稿することになりました
物語が完結しましたら、再度冒頭から投稿したいと思います

URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)

28:某
12/08/21 11:33:25.60 +aSRNGTE0
次の投稿まで、あともう少しだな
ちょっと短いパートになったけど
今は、気分転換が必要か・・・

29:某
12/08/21 11:35:48.31 +aSRNGTE0
追伸
タビアの必殺技の名が変更になりました
彼の技は トライアングル・ランス に改名されました

30:某
12/08/21 12:43:37.26 +aSRNGTE0
とにかく創作のことで頭がいっぱいいっぱい・・・

31:某
12/08/22 01:33:46.06 mPtIAum40
これだけ時間がかかるということはまだまだ未熟な証拠だ
技量不足を痛感し、まだまだ真剣に精進していかねばならないと改めて思う

32:某
12/10/20 03:30:07.22 UWnKpRil0
>>1だけど、ココはもう不用だし、落としたい
全然話題にならなかったが、逆に良かったのかもしれない
先を考えれば、隠密に事が運んだ方がいいのかもしれない
どっち道、集英社に持ち込むから、もうココは用済みだ


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