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２００７年から定員15名のデイサービスを運営している経営者は言う、「介護業界は地獄である－－」
福祉マインドに溢れた優しい人たちが、高齢化社会という大きな社会問題に立ち向かっている健全な業界だと思っていたが、この認識は大きな間違いだった。
介助や支援全般の仕事は、頭を使うことはまったくなく他職種と比べるとおそろしく楽である。
介護職にまともな人は一握りしかいない。他業種でどこにも雇ってもらえない人、ゆとり教育で育って一切の社会性がはぐくまれなかった若者、生活保護ギリギリの貧窮者などが集まっていて、一般的なキャリアがある人だけで運営をしている施設は少数だろう。
業界が拡大するほど人材のレベル低下は悪化の一途をたどっている。
彼らの99パーセントは脱落した自分自身への客観性はなく、プライドが高く、どんな失敗をしても常に言い訳をして自己防衛をする。
10年以降は介護福祉士にもやっかいな人が増えてきて、資格や実務経験で人を判断するのは無意味となっている。
私はどう考えても介護業界に明るい未来があるとは思えない。
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