12/08/31 15:51:57.87 j/XvtPmd
>>287から
その理由は、
まず、前提条件として、
一体的・有機的なものとしての「日本経済」「日本社会」というものは
存在していないという現実がある。
国際的な波が及んできて
バブル崩壊辺りの経済政策や企業の行動で
まず、「日本経済」なるものは、もはや存在しなくなった。
だいたい、我々の同窓生を見ても
国際機関や多国籍・外資系企業だけでなくて
日本企業であってもまともに日本国政府に法人税を払っているところに
勤めている人々の方が、そろそろ少数派になりつつある。
(大メーカーは、輸出分の消費税の還付を受け
大手商社は、日本には、ほとんど法人税を払っておらず
大手銀行に至っては、ここのところ、
全くどこの国にも税金を払っていない、というのはご存じかと)
そうして「日本経済」が勢いを失い一体性を失う中で
経済を立て直すとの名目の下に行われた小泉・竹中改革は
「日本社会」の共同体的(有機的)性格を破壊した。
(つづく)