12/04/29 10:38:27.31 NPifk5Ez
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インドでわずか1歳の時に両親の取り計らいで結婚させられていた女性が、
ソーシャルワーカーに助けを求め、結婚を無効にすることに成功した。インドで
幼少期の結婚が無効となったのは今回が初めてとされている。
ラクシュミ・サルガラさん(18)は、ある日、義理の両親がやってきて「数日後に
(サルガラさんを)迎えに来る」と言われるまで、自分が結婚していた事実を知らなかった。
サルガラさんはわずか1歳の時、別の村に住む当時3歳だったラケシュさんと
両親の取り決めで結婚させられていた。
18歳になるとサルガラさんは自ら進んで夫ラケシュさんの実家に行くことになっていた。
しかし実際に18歳になった今、彼女は実の兄に助けを求め、兄とともにソーシャル
ワーカーのクリティ・バルティさんに相談に駆け付けた。
バルティさんによると、サルガラさんは「(夫の実家には)絶対に行きたくない」と
強く拒絶し、「これらもろもろの事柄、義理の両親、夫を受け入れられる状態では
なかった」という。また、サルガラさんは「大変脅えていた」と付け加えた。
そして数日後、サルガラさんが夫の実家に行く予定だった日、サルガラさんと
ラケシュさんは結婚の無効を確認する書類に署名した。
バルティさんによると、サルガラさんは読み書きができないため文書を
読めなかったが「大変喜んだ」という。
しかし、土壌運搬車の運転手をしている「元夫」のラケシュさんはすぐには
納得しなかった。ラケシュさんは最初、結婚は適切になされていると主張した。
インドでは子どもの結婚も違法ではない。しかし、バルティさんが、この結婚は
双方の両親が行ったもので、本人たちが行ったわけではないと説明したところ
納得したという。
インドで幼少期の結婚が無効となったのは今回が初めてとされているが、
国連児童基金(ユニセフ)は今回のようにソーシャルワーカーが幼少期の結婚に
対する人々の意識を変えようと必死に取り組んでいるケースは他にもあると見ている。