14/02/01 12:18:32.84
バレ
武藤アップ「修司。。。」
回想へ
東北の片田舎で育った俺は、中学を卒業すると同時に地元のやくざに
なった。腕っ節には自信があったが頭の良いわけでもない俺は2年間
使いっぱしりをしてやっと杯をもらえた。20になる頃には中学の時に
強制で取らされた英検5級のせいで英語が出来ると言われタイで薬の
仕入れを任された。
外人の女も抱き飽きてジャンキーの相手にうんざりしている頃、組が
潰されたことを聞いた。
後ろ盾のない俺が半年奔走しなんとか日本に帰った俺は、田舎者特有の
憧れで東京に行くことにした。そこでこ汚いかっぱらいをしていた修司と出会う。
仲間もいなくその日暮らしのためにつまらないことを繰り返すこいつに
自分と重なるものを感じて、今度こそ潰されない強い組織を作ろうと、この
暴力でのし上がれる若者の街でなら可能だと思った。
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