12/03/17 22:13:11.31
第291話 膠着
決戦二日目。楚軍が不可解な動きをする中、秦軍への攻略を続ける各国軍だが‥？
王翦の砦の一段目が燕の攻撃で劣勢になってきた。
オルド「うわっははは 二日目にしてようやくここも盛り上がってきたなァ なァ王翦君」
見えてないけど
「はっはそう睨むなよ いや立派な砦だぞ この屈強さ スキの無さ 見事としか言いようがない」
「だが多種多様な北の山間民族を取り入れるこのオルド軍はこういう山城攻めが得意だったりするわけだよ」
各民族から
「オルド五千ほど兵をくれ仲間が突入口を見つけたようだ。」
ゲム族「オルド将軍仲間が合図の笛を鳴らしている燕兵一万をゲム族にたくすのだ。」
キョン族「ちょっと待て左の側面はキョン族のものだキョン。」
ゲム族「知らんお前キモ」
キョン族「ギョーン怒りマーク」
オルド「ワハハいよいよ攻め手が増えてきたな」
大本陣から使者がやってくる
オルド「何ィ！？主力を温存して単純な消耗戦だけをやれだとォ！？」
趙軍本陣
慶舎「消耗戦？期日はおっしゃられたか？」
カイネ「十日から二十日と」
慶舎「呉申公孫龍軍の突撃を取り止めさせよ」
函谷関
呉鳳明「単純なる消耗戦‥」
成恢「‥」
楚軍本陣
カリン「さすが李牧分かってんじゃんかよーフフフ」
二日目は初日のような番狂わせ的大戦はなく両軍が地味に戦力を削り合いそのまま幕を降ろした。
しかしその時点で合従軍の裏に何らかの共通意識が働いていたことは秦軍の誰も気付いていなかった
三日目
項翼「まっまた俺らだけかよ 斬首を取り止めただけありがたく思えだとさあの大女っ くそォっ」
三日目も同様に過ぎた