12/08/29 03:19:36.51
煙の襲撃。相手の体内からキノコを生やす煙の攻撃の前には
魔法の効かないカイマンであっても手も足もでなかった。
カイマンは臓物をはみ出しながらも、
ニカイドウを助けるために戦うが、力尽きてしまう。
カイマン自身気付かなかったが、いつの間にか
その頭はトカゲではなく、人間のものに変わっていた。
(同時期に彼にトカゲ化の魔法をかけた恵比寿が死んだため)
カイマンの全身からケムリが噴き出す。それは栗鼠の姿を取り、呟く。
【さらばだ会川。お前は俺に殺される前に、他の奴に殺されてしまった…】
煙の激しい攻撃で、建物は崩れ落ちてしまった。
心と能井がかけつけるが、既に戦いの後。
そこで二人は、切り落とされたトカゲの首を見つける。
一方、本物のカイマンは川尻の瞬間移動の魔法によって助け出されていた。
(跡地に残ったトカゲの首は、カイマンが以前に心との戦いで斬り落とされて、)
(行方不明になった首だと思われる。何故こんなところにあるかは不明。)
だがカイマンの心臓はもう動いていない。
無意味だと思いつつも、カイマンの死体を抱えてその場から離れる川尻。
だが彼自身もボロボロの身体であり、限界が訪れて意識を失う。
137:マロン名無しさん
12/08/29 03:20:30.25
ニカイドウの店…
「もういいんだ。自分が誰かなんて…思い出さない方がいいんだ…」
ニカイドウを手伝うカイマン。ふと気づけば、
血塗れのナイフを握っており、傍らには死体が転がっていた。
首の無い男と、カイマンだった男が向かい合っている。
「嫌な夢を見た…誰かを殺す夢だ…
俺の大切な人…前にも同じようなことが…」
「なんだって? 俺の名前?…なんだっけ」
栗鼠の顔が浮かぶ
「やめろ!」
(すげーことがわかったんだ。お前だけに教えてやるよ)
「栗鼠!ダメだ!」
切り落とされた栗鼠の生首に、ニカイドウの笑顔が重なる…
「オレをこのまま…死なせてくれ…」
138:マロン名無しさん
12/08/29 03:21:53.35
何者かに治療されて目覚めた川尻、
そして目の前のマスクを被った男に尋ねる。
「私を介抱してくれたのか、おまえは一体…?」
「会川ってんだ。ヨロシクな。」
139:マロン名無しさん
12/08/29 03:42:11.04
さらに連投回避
140:マロン名無しさん
12/08/29 03:49:48.70
ああダメだ回避できない
追加の登場人物が~
以上ドロヘドロ7~11巻中盤でした
現在は16巻まで出ていますので
暇があったら続き書くつもりです
141:マロン名無しさん
12/08/30 05:25:12.52
乙です。
12巻くらいまで買ってたなあ
>>134の「店をずっと手伝ってくれ」っていう提案のとき
ニカイドウがちょっと顔赤くしてるから
ちょっとプロポーズっぽい雰囲気があった気がする
手元にコミックス現物無いから確認できないけど
142:ドロヘドロ追記
12/08/31 17:43:36.56
【カスカベ博士とアイ・コールマン】
約20年前、妻と別れたばかりのカスカベは、
魔法被害者の病院で一人働きながら、魔法使いの研究を続けていた。
そんなある日、カスカベの本を読んだ少年アイが訪れる。
「どうすれば魔法使いになれる?」
人間と魔法使いは身体の構造がまるで違う、不可能だと返すカスカベ。
だがアイは何度も病院を訪れ、いつしかカスカベの助手として働くようになる。
一年ほど経ち、いつもの魔法使いの死体回収で、
アイは廃物湖へと落ちた魔法使いを引き上げようとして重症を負う。
瀕死のアイの頼みで、カスカベは彼が密かに進めていた研究を任される。
それは魔法使いの身体の移植手術だった。
カスカベは無意味と思いながらも手術を完遂。そしてアイは息を吹き返す。
アイの治療を続けて半年以上が経ち、やがて歩けるまでに回復した。
「俺、あの湖に落ちた時、からだにまとわりつくドロと臭ぇヘドロの中で
この歪んだホールそのものになったような気がした。
そして、そこから這い出たとき、俺はきっと生まれ変わったんだ。
カスカベ先生。俺、魔法使いになったよ。」
散歩に行ったアイは、その翌日に死体となって発見された。
死因は急激な変化による気道の圧迫。ホールに来る魔法使いの仕業と判断された。
死体の顔はドブにさらされ、無残なものだった。
カスカベも立ち会い、アイの埋葬は行われた。
143:ドロヘドロ追記
12/08/31 17:47:48.44
【恵比寿の死】
いつもの煙のビジネス試作品により、記憶を取り戻した恵比寿は
両親が待っているだろう自分の家へと帰る。
裕福だった家庭。だが家は自分のコピー人形に支配されていた。
生き残っていた乳母から、コピー人形は、
娘の行方不明に絶望した両親が悪人に騙されて作られたもので、
その凶暴さに手がつけられず、両親は既に家から去ってしまったという。
恵比寿はコピーに立ち向かうも、一瞬の油断で殺されてしまう。
恵比寿を追ってきた藤田が黒い粉を使ってコピーを倒すが、
このことでカイマンにかかったトカゲ化魔法が解ける。
その後、恵比寿は煙ファミリーに連れ戻され、キクラゲの魔法で生き返るが、
色々と不完全だったので恵比寿はまた頭のおかしい娘に戻る。
【ニカイドウの過去】
親切な夫婦に拾われ、兄の川尻、姉の八雲と共に育ったニカイドウ。
幼いニカイドウは自分の魔法が時間操作だと知らず、
川で拾われるはずだった八雲の運命を、拾われずに死んだものに変えてしまう。
ニカイドウは何度も魔法を使うが、正確な時間に戻ることができず、
結果、孤児の集まりだったニカイドウの家族は無かったことになってしまう。
その後、異なる運命を辿った川尻を見つけ窮地を救ったことで、
恩人として感謝されるようになるが、ニカイドウの心中は複雑である。
144:ドロヘドロ追記
12/08/31 18:04:01.78
登場人物追加
■川尻
ニカイドウの仲間の魔法使い。元は家族だったことはまだ知らない。
裏切り行為がバレて悪魔から魔法使いに戻される。使用魔法は瞬間移動。
■悪魔ハル (春日部)
元はカスカベの妻の魔法使い。使用魔法は不明。
なおカスカベ博士の本名はヘイズだが、今は妻の名前を使っている。
悪魔は劇中でのチート存在だが、夫への想いは変わらないのかアイくん探しに付き合うことに。
■毒蛾
十字目ボスの側近達の中ではリーダー格。
栗鼠の秘密やボスの行方など過去のことを多少把握している。
■鉄条、佐治、豚、牛島田、
十字目ボスの側近の4人。魔法は使えないが相応の実力者揃い。
毒蛾ほどには過去の事件に関わっていない。
■アイ・コールマン
カスカベの元助手で元患者の少年。無謀と思われた魔法使いからの移植手術から回復したが、
その後に死亡。だがこの時点では墓の死体が行方不明。
145:マロン名無しさん
12/08/31 18:11:17.88
>>141
酒のせいもあるけど赤くなってるね。
あの場面は様子のおかしいカイマンを心配してたせいもあるかと。
まあ二人見てるともう結婚しろ!って感じだが。
146:マロン名無しさん
12/09/01 13:28:32.70
犬僕が知りたい
買う気起きないが、リリちよは結局はらまされたの?
147:マロン名無しさん
12/09/01 17:13:12.55
正式名称も作者の名前も書かずお願いしますの一言もなしか
まとめサイト管理人さんもこんなのでWiki編集させられて大変だな
148:マロン名無しさん
12/09/06 22:33:38.62
リクエストにあった「少年はその時群青の風をみたか?」を
書き込んでもよろしいでしょうか?
メモ帳にまとめましたが、長いです。
149:少年はその時群青の風をみたか?
12/09/06 23:00:31.40
登場人物
シャーロック・ホームズ
稀代の名探偵にして、ケンジントン高校(男子校)の学生。無表情だが、情に厚くツンデレな性格。
意外と大雑把で同室のラウールのシャツを借りパクする事もある。同級生らが雑魚に見えている。
アルセーヌ・ルパン(ラウール・ダンドレジー)
大怪盗。昼間はシャーロックの同級生&寮の同室者ラウール・ダンドレジーとして過ごしている。
軟派な性格で、泥棒稼業の最中でも女性を口説く事を忘れない。人を驚かすのが大好きな根っからのお祭り男。
同級生らがカモに見えている。
モーリス・ルブラン
小説家志望で「ホームズ&ダンドレジーファンクラブ」の会長を務める少年。
ラウールの正体を知らずに、無邪気に「ルパン対ホームズ」の演劇にルパン役で出演させる。
その結果、ルパンの正体を知ってしまうが、以降も彼らの良き友人であり続ける。
エドガー・ニールセン
貧民救済のボランティアに青春を捧げ、医者を志す繊細な少年。子爵にして陸軍大臣の一人息子。
ジェームズ・モリアーティ
新任の数学教師。中性的な容姿と、穏やかな物腰で学校中の人気者になる。エドガーの良き相談役となるが・・・
ジル・アンダスン
ラウールが公園で出会った少女。
貧民街に在りながら、贅沢な暮らしをしている。身体が弱く、人形だけを友だちとしていた。
ジョン・アンダスン
3流のコソ泥。娘の為に盗みを働いては、部屋を飾り立てていた。
150:少年はその時群青の風をみたか?
12/09/06 23:01:52.93
「少年はその時群青の風をみたか?」酒井美詠子
1・
19世紀の倫敦、
そこでは毎晩、ルパンとホームズ率いるスコットランドヤードの攻防が繰り広げられていた。
そして日中、新興の成金男子校・ケンジントン高校で、二人は何食わぬ顔で同級生として過ごしていた。
クールなシャーロックと派手好きなラウール。
モーリスなどの友人には正体を知られつつも、二人は学校中の人気者として二つの生活を楽しんでいた。
彼らの友人、エドガーの口癖は「群青の風が見えたら何かが変わる気がする」
心優しいエドガーは、厳しい父親が押し付ける進路に悩んでいた。
そんな折り、彼は新任の教師、モリアーティーと意気投合し、何かと相談をする仲になる。
一方、ルパンの元には謎の手紙が届いたり、先回りでお宝が盗まれた挙句に被害者が殺されたりと
不穏な事がおき始める。
そして、エドガーが心を砕いていた救貧院が放火により焼失。
残された手紙の特徴から、ホームズは「一連の出来事はルパンにあてつけている奴と同じだ」と推理する。
すっかり消耗したエドガーを彼の父親が強引に連れ戻しに来た。
学校の成績が酷いとモリアーティーに吹き込まれ
「医者など言語道断、軍隊に入れる」と大変な剣幕で宣言する父親。
医者どころか、人殺しをする軍人にさせられる・・・
あまりのショックにパニックになったエドガーを見て、シャーロックとラウールはモリアーティーに詰め寄る。
「心理学のサンプルとして、エドガーで精神破壊の実験をしたまで」
「同じ犯罪者として、ルパンに一泡吹かせる為」と哄笑して、去るモリアーティ。
二人は、壊れてゆくエドガーを見守ることしか出来なかった。
151:少年はその時群青の風をみたか?
12/09/06 23:03:04.36
2・
あの日以来、泥棒稼業も出来ずに公園でボケっとしていたラウールは、ジルと名乗る少女に出会う。
貧民街の家に住みながら、豪華な服に豪華な調度品。
不自然に感じたラウールに、ホームズは彼女の父親、ジョンの正体を教える。
その頃、モリアーティーは次のターゲット「聖エドワーズの王冠」を盗み出す算段をしていた。
彼の盗み方は、自分は表舞台に出ずに他者に実行させるというもの。
今回の捨て駒として選ばれたのは、ジョンだった・・・
それを知った二人はジルの元に駆けつけ、体の弱いジルが高熱で倒れているのを発見する。
父親の正体を知っていたジル。
しかし、彼女は「大事なのはお父様が他人にどう見えるかじゃない。どういう人間かってことだもの!」と叫び
ラウールとホームズの心をかき乱す。
その言葉に自身のアイデンティティを取り戻したルパンは、颯爽と王冠を盗み出し、華麗な復活を遂げた。
152:少年はその時群青の風をみたか?
12/09/06 23:03:42.18
3・
クリスマスも近づいたある冬の日、ラウール達は心を閉ざしたエドガーが、所領に連れ帰される事を知らされる。
彼の日記によく登場しているお気に入りの「群青の風」という絵を見たら、症状が良くなるかもしれないと
考えた二人は早速、絵を盗みに行く。
しかし、ギャラリーに先回りしていたモリアーティーの手によって、絵は奪われてしまう。
誰からも愛される「特別」なルパンに嫉妬するモリアーティーは、腹立ち紛れに絵を爆破してしまう。
しかし、少年達は走る。今日はクリスマス、だから奇跡が起きてもいいはずなんだ。
エドガーを連れて来た先には、一面の雪野原と、その景色をまるで額のように包み込んだ木枠を必死で支える救貧院の子供たち。
風よ吹け。そして、無理矢理にでも奇跡を運んで来るんだ・・・!
少年はその時群青の風をみたか?
FIN
153:マロン名無しさん
12/09/07 00:56:13.82
名前が二つありますが、学内・公共の場などで発言している時はラウール、
泥棒として活動している時はルパンと書き分けています。
シャーロック・ホームズに関しては、どちらかに統一するべきでした。
分かりづらくて申し訳ありません。
154:マロン名無しさん
12/09/16 09:11:24.51 IlWZKkpC
おつです!
155:マロン名無しさん
12/09/20 22:54:32.50
いがらしみきおの「ぼのぼの」、最新刊までの大まかな流れを教えてください。
お願いいたします。
156:マロン名無しさん
12/09/21 04:33:30.29
あー、ぼのぼの出てないのか…
じゃあ予約します。