14/01/27 23:04:25.68 mKAJRLy40
>>648>>652
>銃の普及による山上の城郭の地形効果の優位性が著しく低下したという背景はないの?
火縄銃って重いし、弾丸も運ばなきゃいけないよ? 侵攻軍のほうが天気の悪影響も受けやすいし
土塁や空堀、城門は、鉄砲で崩れるほど柔じゃない
それに、そこまで苦労して落としても、政治や流通の拠点は平地にある場合が多いしね
桶狭間戦記の熱田商人みたいに、『篭城してわしらを守らんなら降伏したるわ』ってのが戦国時代の発想だし、山城を無理攻めする必然性は、無い場合が多いよ
>小勢力で大勢力に対抗しえた兵器としての山城の側面
それは否定しないけど、『山城が狭い』ってのは“備蓄量が少ない”って側面もあるからね? 矢・弾・食料、糞尿の累積だってある
石山本願寺(平城)の篭城戦は、水運と鉄砲なしには不可能だっただろうし(防御の鉄砲)、三木城・鳥取城の落城は鉄砲あんまり関係ない
要は物量だよ。鉄砲が非熟練兵に扱えるってことで、より兵数・弾・食料が重要になった