12/04/19 23:20:15.02 EmGe6Y8M0
斜線陣について解説
斜線陣の特徴は最精鋭を一番端に置き、初めに特攻させる部隊とすること
こうすると、まずはじめに最精鋭と敵の一番端の部隊が戦いを開始
最精鋭が敵を蹴散らすことを隣の部隊が防ごうとすると、最精鋭部隊の隣の部隊の
戦列を整えた突進を側面に食らうことになる
かと言って、目前の敵に備えていると、一番端の部隊を倒した最精鋭が側面攻撃を
仕掛けてくるのでニ正面作戦となり、支えきれない
最精鋭による部分的な勝利を重ねることで、戦局を勝利に導く陣形
これが特に使われていたのは、古代で長い長い槍で密集した歩兵ぶつかり合う時代
一時期猛威を振るったが、騎兵運用により敗れることになる
騎兵の突撃には待ち構えて防御が最大の対策だが、斜線陣は突撃しているため
防御が甘くなる、また側面や後方に回りこまれやすく、防御がさらに手薄になり
騎兵を防げない、さらにそういった突撃により部隊間の連携は取れなくなり、最悪
小部隊に分かれて立ち往生している間に敵の横一線の歩兵突撃に飲み込まれる