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まんが甲子園 ３０校決まるURLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
全国の高校生が漫画の腕前日本一をかけてペンをふるう「まんが甲子園」の予選審査会が２２日、県庁で開かれことし
８月の大会に出場する３０校が決まりました。
「まんが甲子園」は、多くの漫画家を輩出している高知県の漫画文化を全国にアピールしようと県などが毎年８月に高知
市で開いています。２１回目となることしは４５の都道府県の２９６の高校から作品が寄せられました。
２２日は、大会の出場校を決める予選審査会が開かれ、高知県出身の漫画家、くさか里樹さんなど７人の審査員が審査
にあたりました。予選テーマは、▼「新名所」と▼「アプリ」の２つで審査員たちはアイデアのおもしろさや絵の技術などを
審査し、気に入った学校の作品の前に札を置いていました。審査の結果、１９の都道府県の３０校が予選を通過し、県内
からは▼高知商業高校と▼高知工業高校、それに▼土佐塾高校の３校が出場することになりました。
このうち、高知商業高校の作品は、過去が見える機能がついたスマートフォンを通じてベンチに座るお年寄りの女性を
見ると先立たれた夫と若かりし時に仲むつまじく座っている様子が画面に浮かび上がるというユニークな発想がいか
されています。
アプリをテーマにした作品は、未来を見ることができるものが多い中で、過去にさかのぼる発想と１枚の絵で物語が完
結している点が評価されました。
審査員を務めたくさか里樹さんは、「おもしろいと思ったらすぐに札を置いています。実力が伯仲しているので８月の本選
が楽しみです」と話していました。「まんが甲子園」は、８月４日と５日に高知市文化プラザ「かるぽーと」で開かれます。