12/04/21 16:12:33.18 0
呼んだかニャ?
851:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/23 21:11:33.04 0
>847:女悪魔殿
久しぶりだな。
ここは私も含めて下衆だらけだ。
選り取り見取りだぞ。
>848:声
ほう、貴殿は「真の正義」なるものを信じているのか?
私は見たことがないな、まだ。
何故なら、誰隔てもなく愛する事が、著しく困難だからだ、ヒトにとっては。
私は守るべき「何か」を探しているが、正義と重なるかどうかは、知らぬ。
>849:女悪魔殿
悪いが、賊と、危害を加えようとするものとしか戦わぬぞ。
>850:ぬこ
面白そうな眷属だな。
まあ、どうするのか、しばらく眺めていよう。
852:名無しになりきれ
12/04/24 00:49:46.23 O
どうみても下衆は◆0GO8LufZI2だけです
参加者まで巻き込んで対象を拡大してごまかさそうってクズっぷりがいい証拠。
853:名無しになりきれ
12/04/24 02:17:13.62 O
禿げ公務員の女悪魔たんはここよりももっと本職でやることあるでしょう。
最近活躍の少なさに飢えてきました…
854:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 20:51:31.18 0
>>850
おーよしよし、我が膝上にて眠るがいい。
>>851
我が使い魔が相手になってやる
>>853
貴様の中では禿公務員で確定なのか…悲しい
本職も頑張るぞ、ここは片手間の片手間だ
それでは貴様には人質として活躍してもらうことにする
(後ろから羽交い絞めにして首筋にナイフを突き立てる)
さあ剣匠、こやつの命が惜しければあちらの商隊を襲撃して来い。
855:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/24 21:40:20.11 0
>853殿
どこから出てきたのだ、その情報は>禿げ公務員
>854:女悪魔殿
>おーよしよし、我が膝上にて眠るがいい。
なんだ、そのぬこは貴殿の眷属ではないのか。
>我が使い魔が相手になってやる
剣匠「そうか」
私はおもいっきり横に飛んだ!
立て続けに響く低い音!
あのままだと、私はペチャンコになってたであろう。
剣匠「こ、こいつが貴殿の使い魔か・・・?」
>それでは貴様には人質として活躍してもらうことにする
>(後ろから羽交い絞めにして首筋にナイフを突き立てる)
>さあ剣匠、こやつの命が惜しければあちらの商隊を襲撃して来い。
なるほど、こういうことだな『縮地』『グリームエッジ』!!
>853殿の首に突きたてたナイフが、甲高い音を立ててすっ飛んだ。
・・・・まあ、無視して死なれるのも心よくはないからな。
856:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 21:51:19.00 0
数ヵ月越の登場となったキングベヒーモスのもっすんが相手だ!
(強靭な前足で剣匠が立っていた箇所に大穴を開けた金色の魔獣は全身に雷光を纏ながら剣匠と対峙する)
ああ、ナイフ…300エンもしたのに…(飛んでいったナイフを目で追う)
代用品として貴様の剣をいただく!
(ベヒーモスの口内から閃光が走り前方数百メートルが焦土と化す)
857:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/24 22:22:28.62 0
>856:女悪魔殿
こ、こいつはこないだのキングベヒーモスか!
剣・・・?
『ウェルカム』
女悪魔の手にあった剣が、私の手に握られている。
剣匠「この剣を盗もうとする奴はわんさかいるからな、
その為の防衛策は、十二分に練ってある」
・・・ああ、遠距離での戦いが観たいのか。
では少し戦法を変えよう。
私の右手の人差指と中指に、エネルギー化集中してゆく。
キングベヒーモスは、立て続けに前足を振り回してくるが、
まるで攻撃の軌道を読むがごとく『イナズマ』、私は避け続ける。
そして、エネルギーが集中しきった!
剣匠『レイ・スナイパー』!!
一条の光線が、ベヒーモスと、その後ろの岩山の中腹に走った!
これはあらゆる物を貫通するレーザー。
防ぐ意図があるなら、ガードして凌ぐこともできるが、
必ず数メートルは斜めに押されてしまう。
ゲシイッ!!
ベヒーモスは、なんと前足で防御の姿勢をとった!
前足の肉がえぐり取られるが、それでも体は無事だ。
後ろにあった岩山は、大穴が開いてしまった。
剣匠「ほう・・・・これはまた、随分と賢いじゃいか。力一辺倒ではないのだな」
私に向けて閃光のブレスが走る!
『ハイジャンプ』!
私は思い切りジャンプし、ブレスを避けつつ、
ベヒーモスの頭部の上まで飛び上がる。
ベヒーモスは、一瞬剣匠のいる場所を見失う。
『ヴァンパイア・キラー』!!
上空から急降下し、その勢いて、ベヒーモスの後頭部を狙い、体ごと剣に前体重を乗せて、
突き刺そうとする!
すると・・・・
858:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 22:42:48.70 0
甘い甘い!その程度でもっすんの鋼鉄の肉体はやぶれぬわ!
さあ…もっすん、神代より語り継がれるその力を見せてみろ!
859:名無しになりきれ
12/04/25 10:13:59.97 0
もっすんは前足でうら(略)を叩いた
46回ヒットし 1240のダメージ
うら(略)は くび を はねられた
860:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/25 21:07:58.83 0
>858:女悪魔殿
ガキィン!!
なんと、剣は弾かれた!
私はベヒーモスの後ろに降り立つ。
(『なんでも斬れる剣』で斬れないとは。
これは、あの金色のオーラに秘密があるな・・・・)
すかさず、後ろ足で蹴りを入れてくるベヒーモス!
私は、とっさにクロスガードで防いだが、軽く20mはふっ飛ばされる。
剣匠「な、なんてパワーだ。脳天にまで痛みが走る・・・」
さらに振り向いて、前足で叩き潰そうとするベヒーモス。
よく鍛えられたのか、動きに無駄がない。
私は『間合い』を把握し、前足が間合いに触れた瞬間!
『グリームエッジ』!!
手首を狙って、その筋を断つべく、超音速の居合2連突きを撃ちこむ!
ガガッシィィ!
硬い!
衝撃波の分、ダメージは食らっているはずだが、
その体力、防御力に底が見えない。
続けて逆の前足で、横から殴りつけるベヒーモス!
ここだ!!
私は前に一歩踏み込んで、ベヒーモスの攻撃の内に入り、
その鳩尾を狙って『グリームエッジ』!!
ドドンン!!
ベヒーモスの体が、一瞬宙に浮く。
その隙に、また『レイ・スナイパー』の為に、力を収束させる!
861:名無しになりきれ
12/04/26 05:12:29.56 O
◆0GO8LufZI2・・・こいつは、狂ってる・・・
862:名無しになりきれ
12/04/27 09:17:38.07 0
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
863:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/28 05:40:42.22 0
私は、ベヒーモスの横に出る。
そして『レイ・スナイパー』を撃つべく狙いを定める。
それは、ベヒーモスの左足。そしてその先にいる・・・女悪魔!!
パアァンン!
『レイ・スナイパー』が炸裂した!
それは、ベヒーモスの左足をかすり、女悪魔をまともに捉える―
ベヒーモスを覆っていた金色のオーラが、消えた!
その瞬間を待っていた!
『閃光斬撃』!!
ベヒーモスの左前足が、ドスンと音立てて落ちる。
剣匠「もう十分だろう!ベヒーモスは戦えない!」
口からの砲撃を注意しつつ、私は「消えたはず」の女悪魔に言った。
864:もっすん
12/04/28 16:31:23.35 0
パアァンン!
なんか卑怯にもご主人さまをいきなり狙いだしたのでオーラつきの足でカット
変な魔法は強靭なオーラに阻まれ当然雲散霧消。僕の足にも効きはしなかったのだけど
自信満々に繰り出したものが効かなくて相当ショックらしく
当の本人は膝を付いて脳内で都合のいい妄想を始めたようだ。
「オーラが消えた…」「女悪魔も消えた…」「奴の足ちょん切ったぞフヒヒ」
「もう十分だ、もう十分だ、、戦えない、戦えないんだ俺の勝ちだははは」
聞いてたら凄くご都合な夢を見てるようで何かムカつくんですけど…
こんなんでも踏み潰していいの?ご主人様
もっすんは当惑しながら女悪魔を眺めた。
865:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/29 19:47:54.53 0
その時、何かの思考が流れこむのを感じた。
・・・・!
このベヒーモスか!
ベヒーモスに人格があるとは・・・・。
悪いが、今回は私の勝ちだ。
恐らく私のヒーリングは効かないだろうから、
ご主人様に治してもらいな。
さて・・・・女悪魔殿は出てこないか。
ベヒーモスの砲撃は、相当気力を使うようだ。
さすがにもう撃てぬようだな。
何もなければ、馬車まで戻るか・・・・・。
866:名無しになりきれ
12/04/30 09:04:15.77 O
マルチすんなカス
867:もっすん
12/04/30 13:07:36.00 0
「悪いが、今回は私の勝ちだ。ヒヒッ
恐らく クプッッ 私のヒーリングは効かないだろうから ククッ、
ご主人様に治してもらいな フヒヒッ 。 」
そうブツブツいいながら何故か歩いて去ろうとする剣士を見て
もっすんは前足でお手上げのポーズを取った
もちろん切断どころか傷一つ無い。
あの人物は自身の思い通りにならなかった瞬間 全てを投げ出して眼を逸らし
自分の世界に閉じこもり都合の良い夢を見るのだな
死闘をするにも値しない。
この人物は戦士ですらない唾棄すべき「甘やかされた我侭な子供」だ
魔界で戦いのなか生き抜いてきた魔獣はそう思った。
この勝負はゆとり剣匠によるふてくされ試合放棄でもっすんの不戦勝で終わった
とてもつまらない相手だ 血沸き肉踊る戦いを期待して意気込んで損した…
もっすんは深くため息をついた。
868:名無しになりきれ
12/04/30 15:18:33.21 0
荒らしの癖にまともな文章書こうとしてんじゃねえよwww
869:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/30 17:59:15.61 0
さて、馬車に戻っったが・・・
剣匠「ゼッペル、そっちは大丈夫か?」
ゼッペル「お、おう。2人ほどこちらに来たが、クロスボウで串刺しにしてやったぜ」
剣匠「そうか、ありがとう。あんたが居ないと、どうなってた事か・・・・」
ゼッペル「・・・・なあ、ベガ・・・」
剣匠「・・・・なんか言ったか?」
ゼッペル「・・・・いや、なんでもない」
剣匠「そうか。悪いが、少し休ませてくれ」
そう言って、私は馬車の上に上がり、置いてある毛布にくるまって、
空を見上げた。
「なあ、守るべきものって、なんだ・・・・?
それは、自分に都合がいい者でもないし、
恩がある者でもないし、知性があるものでも、無いと思う」
「なあ、師範殿。貴方はなぜ、Ragnarokの道へ進んでしまったんだ?
やはり、その力が必要な理由があったんだろ・・・・?」
ガタゴトガタゴト・・・・
馬車は、岩山を越え、冒険者の集う街、ターフエッジへと向かっている。
870:名無しになりきれ
12/04/30 23:06:01.89 O
居合い2連突きwwww
871:名無しになりきれ
12/05/01 00:56:24.18 O
>>868
◆0GO8LufZI2怒りの酉外しキタコレwwwww
872:名無しになりきれ
12/05/01 00:58:39.90 O
◆0GO8LufZI2・・・こいつは、狂ってる・・・
873:名無しになりきれ
12/05/01 15:01:59.57 O
>>870居合いからどうやって突きを繰り出したのか聞きたいなw
抜いてから突いたんならそりゃただの突きだよバーカw
874:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/01 23:06:07.79 0
今日は客が多いな・・・・。
ゼッペル「ベガ、交代の時間だ」
剣匠「・・・ん、ああ、了解。サンクス」
ゼッペル(途中で一人乗客が増えた。多分キツツキ。要注意)
剣匠「わかった。下にいたほうがよさそうだな」
私は客席の方へ降りる。
ゼッペルは操馬席で、毛布にくるまリ、はしへ寄っかかって休憩に入った。
なるほど。出で立ちは貴婦人だが、
その所作の端々に、妙に洗練された動きがある。
見たところ、あの傘は仕込み刀、それからダガーを4~5本、
そして懐には・・・・恐らく、毒針。
これは危険だな。
まあ、話し相手になってみるか・・・・。
875:名無しになりきれ
12/05/02 00:49:55.49 0
対応もせずまともな状況説明も出来ず延々と脳内小説垂れ流すだけなら
わざわざなりきりでスレ建ててまでやらかしてる必要ないだろ
リアクションすら面倒なら創作板行くか自前のブログでやれよ
それともそんな判別が出来ないほど頭おかしいのかお前?
876:名無しになりきれ
12/05/02 05:18:51.20 O
うるさい 死ね
877:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/02 20:43:00.82 0
剣匠「これは・・・初めましてご婦人。私は、馬車警護担当のベガと申します。よろしく。」
貴婦人「あら、そう・・・。貴方、女性なのに変わった口調してるわね」
剣匠「ああ、片田舎で育ったせいか、訛りがひどいと、よく言われます。
ちなみに、どちらまで?」
貴婦人「ふふ、それは内緒よ」
・・・・普通なら行き先を誤魔化す必要はない。
この馬車で、事を起こすのだとしたら、なんとしても阻止せねばな。
・・・・まあ、行き先で「仕事」を行うというのが、妥当なところだろう。
ターフエッジか、魔界周辺部か・・・・。
・・・・・・・
ご指摘いただいてる方に対して、私になりすまして、
暴言を吐くのはいただけないな。
このスレは、仲間(コテハン)が多いほど、内容も増えるし、
必要になる細かいシチュエーションも挙げる。
今はただ、その必要がない。
私の魂の旅が伝われば、十分だ。
私が途中で死んだら、「物語」にならないからな。
TRPGをするのが目的ではない故、このような状態でよしとしている。
普通の質問がくれば回答するし、
同伴者となってくれるなら、もう少し細かいことも挙げるだろう。
878:名無しになりきれ
12/05/02 23:12:59.00 0
そいつらただの荒らしだから対応しても良いことないぜ
879:名無しになりきれ
12/05/03 00:55:44.98 O
公爵が削除依頼いたします
880:名無しになりきれ
12/05/03 01:02:36.54 O
明らかな格下とみるやすぐに惨殺するのは何故ですか?
後そうしないですむ技量がありそうなのに四肢切断やらグロい技ばかり使いたがるのは何故?サドなの?
881:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/03 11:23:27.08 0
>878殿
ありがとう。私もそう思っている。
ただ、今回のような疑問を持つ方も多いのではないかと思い、
スレの趣旨を述べさせていただいた。
>880殿
格下、格上は関係ない。
私は賊が許せぬのだ。
私がいた雑技団は、山賊に襲われて、壊滅した。
その時の思いが、未だ忘れられぬ。
四肢切断は、治すのが楽だからそうしている。
気絶させる技があれば良いのだろうが、
そういう技は覚えていないのだ。
882:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/03 22:20:18.38 0
ふむ、ターフエッジまで、後1つの休憩所だ。
新規のお客はいるかな?
ボンボンだったら、かなりヤバイからな・・・・>貴婦人の標的かも
剣匠「ゼッペル、確認が済んだら、少し手合わせお願いできるかな?」
ゼッペル「手合わせ!?俺なんかじゃ、大した経験にならないと思うが?」
剣匠「ああ、いやいや、あの貴婦人との手合わせだ」
ゼッペル「な、なんだって!?」
剣匠「いや、それがな・・・・・あっちの方なんだが、
仕込み刀を持って、素振りの練習をしているんだ。
あからさまに誘いだ。
軽くでいい、お願いできないか?」
ゼッペル「・・・・わかった。頼んでみる。但し、俺がマジで殺されそうになったら、助けてくれよな」
剣匠「はは、そこまではやらないと思うが、事が起きそうになったら、仲裁するさ」
ゼッペル「じゃ、ちょっと行ってくるぜ。他の乗客の様子と、この周辺のチェック、
よろしく頼むぜ」
剣匠「了解」
さてと、乗客は・・・・
883:名無しになりきれ
12/05/04 00:19:47.20 O
跡付けで理由出すならちゃんと戦闘時に心理描写しなよ
俺の脳内ではそうだから!って言っても
描写無しの文面ではただのイカレた人だよ
残虐攻撃する理由もおかしいね
楽だからってオイ、どこの猟奇殺人鬼だよ
そんな奴が誰かを守るとか言って誰が信じるんよ--;
884:名無しになりきれ
12/05/04 14:31:53.91 0
よく分からんが、叩きたいだけならそう言えよ。
わざわざ構うな。
885:名無しになりきれ
12/05/05 03:02:55.88 0
俺のスレで俺の役に立たない奴は消えろ。
俺マンセー以外ははっきり言って要らないから。
886:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/05 18:51:26.14 0
―居なかった。馬車の中には。
丁度、外で休憩をとっている。
遠巻きに、貴婦人の姿を観ながら・・・・。
「やあ、こりゃまたびっくりな女性だな」
「貴族の女性が、剣を振るなんて、初めてみましたわ」
「なかなかやれると見たが・・・・なあ、警護さんよぉ、
あんたはどう観るね?」
剣匠「そうだな・・・・私達2人の警護人には、
ちと足りぬくらいか」
嘘をついた。
ハッキリ言って、まだまだである。
いい上段だが、その他は凡庸としたものだ。
但し、それは剣士としての観点。
太ももにあるダガーや、胸元にあるであろう、針に関しては、
全くの未知数だ。
ゼッペル「おーい、ご婦人。俺と一手交えてもらえないかー?」
貴婦人「あら・・・・もちろんよろしいですわ、警護人さん」
結構自信ありげだが・・・・。
887:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/06 20:59:58.17 0
ゼッペルはロングソードを中段に、ラウンドシールドを斜め上にした、
独特の構えを取る。
貴婦人は刀を傘に収め、下段に構えた。
先ほどの素振りとは全く違う、何を狙っているかが、判りかねる、
不気味な構えである。
ゼッペルが仕掛けた!
「ハァア!」
ラウンドシールドを前に、ロングソードを上段に構えつつ、
貴婦人に向けて突進した!
守りつつ相手を押し下げる、攻防、如何様にも変化の効く動き!
貴婦人は、いきなり傘を広げ、なんと、太ももにあるダガーを、
傘の裏から2本投げた!
「!?」
虚を突かれたゼッペルだが、ラウンドシールドをなぎ払うようにして、
1本のダガーを弾き、もう一本のダガーが、肩を掠るが、
そのまま無視して、袈裟斬りを仕掛ける!
貴婦人は、傘を僅かに上げ、袈裟斬りを弾く・・・・・
いや、そのまま傘をたたみつつ、喉元を狙った突きを繰り出した!
ゼッペルはシールドでダガーをたたき落としたため、中段を守るすべがない!
が、突進を止めつつ、貴婦人の傘を上からたたき落とすべく、
袈裟斬りを敢行する!
両者が交錯するかと思われたその一瞬!
貴婦人は太い針を手に持ち、ゼッペルの喉元の手前で、ピタリと止めた。
「ふふ、チェックメイトですわ」
「な・・・・」
言葉を失うゼッペル。
なんと、奇を突いた攻めとはいえ、ゼッペルから一本取るとは。
お互い、全力を出したが故に、辿り着いた結末!
2度は通用せぬかもしれないが、貴婦人の作戦は成功した。
まるで暗殺者のような・・・・・。
888:名無しになりきれ
12/05/07 20:13:10.89 0
888
889:名無しになりきれ
12/05/11 10:26:09.44 0
なんか書き込めよお前ら・・・どうせ荒らしも見てんだろここ
890:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/13 18:33:46.91 0
さて、この休憩所の次はターフエッジか。
ゼッペル「・・・・・」
剣匠「・・・何を落ち込んでいる。アレは超一流のキツツキ。
貴殿の予想通りの相手だった。
ただ、気配を悟らせないあの傘の使い方・・・・あれは厄介だ。
まあ、1度観てしまえば、通用はしまい」
ゼッペル「・・・・いや、そうじゃないんだ」
剣匠「?」
ゼッペル「自分の技量を見直す、よい機会になった。
また、一から出直そうと思う。だから・・・・」
剣匠「だから?」
ゼッペル「お前の師範。紹介してくれないか。
今まで、自分より劣る相手とばかり戦っていたから、
少々鼻が高くなっていた。
師事するなら、より強い方がいいから。
たのむ」
剣匠「・・・・・・多分、無理だろう。
師範は、自分で弟子探しをして、気に入った者しか師事させぬからな」
ゼッペル「最初は何でもいい。巻き割りだろうがトイレの掃除だろうが構わない。
会わせてくれるだけでいい。だから、頼む」
剣匠「・・・・もしかしたら、ただの殺人鬼になるかもしれんぞ。
丁度、賊を相手にした私のように―」
ゼッペル「・・・・この通りだ、頼む・・・・!」
剣匠「いや、だからだな、もう少し考える時間をとったほうが・・・・
「かまわないじゃないの?ここでその男性が降りるというなら、
わたくしが、警護の助けをさせていただきますわ」
!?
なんと、先ほどの貴婦人?が、警護の代役を名乗り出た。
貴婦人?「強くなりたいのなら、少しでも早く、貴方の師範?どのに、
会うに越した事はないのですから」
貴婦人?「それに剣士殿、貴方は、私にあの針を使わせた。
普通ならダガーをまともに食らうはずなのに。
貴方には、才能があると思いますわ」