12/03/25 17:26:11.46 0
あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね。
人を「始末」しようとするって事は、
逆に「始末」されるかもしれないという危険を、
常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…
805:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/25 19:34:54.03 0
>803:帝国兵殿
私は真横にステップを踏み、飛んできた矢を躱す。
しかし、雷撃はかわせない。
バチバチィ!!
剣匠「ち、痛いな・・・」
私は前に踏み込む!
次弾を放とうとした帝国兵を、一人は剣撃で、もう一人は膝蹴りを横っ腹にお見舞いする!
>804殿
覚悟は決めてるさ。
だが、一般人をわざと巻き込む事は考えていなかった。
失敗したな。
後、私が本当に狙っているのは、「分隊長」だけだ。
それが私の「仕事」だからな。
私は天に腕を振り、光弾をかざした。
「満天の光弾よ」!!
帝国兵たちに、雨のように光弾が降り注ぐ!
806:名無しになりきれ
12/03/25 19:39:35.26 0
?「ふむ・・・かなり暴れているようだな・・・」
?「始末しますか」
?「その前に消火をせねばならん」
どこからかやってきた帝国兵が消火活動を始めた。
807:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/25 19:46:39.13 0
>806殿
やはりそうか。
私を悪者に仕立てて、住民の怒りをこちらに向けさせる・・・。
あざとい奴らだ。
808:帝国兵
12/03/25 19:54:30.90 0
>>804
貴様には関係ないことだ、覚悟してるからどうだっていうんだ?
そんなことを聞いてどうする?殺すのか?
いいか?俺は帝国兵…忘れるなよ
>>805
「貴様らじゃ相手にならないな、我が相手をしてやろう」
分隊長が長めの剣を抜く
深紅のマントを靡かせながら華麗な身のこなしで
光弾が降り注ぐ前に剣匠まで詰め寄る
「さあ、し合おうとしようじゃないか…かまいたち―」
目まぐるしいスピードで剣を振り回し
全てを八つ裂きにする魔風を繰り出しながら斬りかかる
>>806
他の隊が駆けつけたようだな
ふっ…
809:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/25 20:10:42.19 0
>808:帝国兵殿
光弾が降り注ぐまでタイムラグに、
新たな兵士が現れた。
とっさに、右側にステップを踏み、残っていた右手で、
その兵士に迅雷の突きを放つ。
八つ裂きの魔風は、見事に分隊長に命中し、
もんどり打って後ろに転がった。
810:新帝国兵 ◆O6d.V3Xfco.g
12/03/27 09:05:21.93 0
やれやれ…もう始めたんですか
せっかちですねぇ。
あ、地元民の皆さん 避難先はこちらですよ~
街中で皆殺しの光弾をぶっ放すような凶暴な女テロリストは
我らが同胞がやっつけちゃいますからねー
む? 坊やお腹が空いたのかい?このチョコレートをあげよう
何々、礼などいりません
これも民と共に歩む我らが皇帝陛下の思し召しですから
フードを被った大柄な二人を従えた兵士は
「あらかじめ集めておいた住民達」の避難誘導を始めた。
811:名無しになりきれ
12/03/27 22:33:21.62 0
>>810
カチャ…
ガチン…
812:名無しになりきれ
12/03/28 03:30:15.97 O
ヒュッ
>>811は喉を切り裂かれて死んだ。
813:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/28 22:05:56.45 0
その時、時が凍りついた。
「何をしている、ベルトラム」
剣匠「し、師範・・・・?」
「この結末を観ろ。お前一人の傲慢で招いた結果だ」
剣匠「・・・・・」
「一人であがこうとするな。必ず仲間と協力しろ。
あれほど言ったのに、このような事になるとはな」
剣匠「すみません・・・・」
「貴様は何に謝っているのだ。
市民か?それとも逆上している帝国軍か?」
剣匠「自分自身です・・・・。自暴自棄であったと思います」
「もうお前の手には負えまい。
一人、使いを出す。怪我した連中は、皆治癒する。
破壊された街も、もとに戻す」
剣匠「あ、ありがとうございます!」
「礼を言う前にやる事があるだろう!
貴様の後ろにいる帝国軍の精鋭。
そいつと戦って勝て」
突然、灰色の空間に、私は投げ出された。
背後から狙ってきた帝国兵と共に。
「さあ、二人で剣を交えろ。
ベルトラム、言っておくが、貴様が負けたなら、
この街の復興は全て取り消し、帝国軍のものとなる」
剣匠「分かりました・・・・・それ以外に助かる道はありません・・・・」
私は、やや離れたところに投げ出された帝国兵に言った。
剣匠「・・・・さあ、剣を交えようか。お互い本気で、な」
814:帝国兵 ◆hZCoffMCM2
12/03/28 22:24:57.50 0
「どけ、貴様ら」
分厚い鉄の鎧を着込む人物が火の中から現れた。
その背中には炎に照らされてオレンジ色に輝く大剣が。
「貴様らではこいつの相手をするには荷が重かろう」
>>813
「・・・私に正々堂々と勝負を挑むとは良い度胸をしておる」
その表情は兜に隠され確認できない。
「私は新帝国軍の大将である、命令する貴様は極刑だ」
背中にある大剣の柄を片手で掴む。
「我が帝国軍の精鋭相手によくぞ生き残ったものだ・・・」
「だが、貴様は私に負ける―」
そのまま大剣を振り回し、地面に叩きつけた。
大きな音と共に衝撃波が剣匠に襲いかかる。
815:名無しになりきれ
12/03/28 22:29:46.51 0
帝国兵のスレになってますね
816:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/28 22:32:14.58 0
剣匠「あんたが大将か。いい面構えだな」
私は、高く飛び上がり、更に虚空を蹴って、
衝撃波の影響が少ない、空中からの回転浴びせ斬撃を繰り出した!
ガキィン!!
私の一撃は、将校の振り上げた剣に弾かれる。
が、もう一刀が、将校の肩口を撃つ!
817:帝国兵 ◆hZCoffMCM2
12/03/28 22:47:31.78 0
大剣を振り上げた一瞬の隙に肩口をざっくりと切られた大将。
自らの鎧が血で染まる、だが大将は苦痛をものともせずに大剣を振り回す。
「ブウルァァァァ!!!」
巨大な剣が剣匠に襲いかかる。
まともに防げば剣が折れるのではないかというほどの力。
「グ…ハハハッハッハッ…大地が私に力を授ける…」
ドンッ!と大剣を地面に突き刺す。
すると地響きと共に地面が大きく揺れ出す。
普通ならば立っていられないほどの大きな揺れだが、大将は平気なようだ。
「ヌガァァァァアッ!!」
剣匠に向かって全力疾走して大剣を軽々と振り回す。
風を斬る音が何度も何度も辺りに響く。
斬られた肩からは出血が止まらない。
818:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/28 22:59:12.80 0
着地した瞬間、地面が揺れ出す!
『砂漠の民の剣舞」』!
戦法を回避主体に変える。
ものすごい将校の斬撃!
何とかステップを踏んで、ギリギリ躱すが、
地面の揺れが、正確な動きの邪魔をする。
ついに斬撃が私を襲う!
剣を交差して受け止めるが、衝撃波までは止められない。
「グアアッ!」
思わず口から溢れ出す苦悶の声。
しかし、そこから1歩踏み込み、超音速の突きを、
腹と胸の鎧の隙間を狙って繰り出す!
819:帝国兵 ◆hZCoffMCM2
12/03/28 23:16:12.02 0
「フッ!ハァッ!!」
左手を突きだして音速で繰り出される斬撃を…その剣を掴んだ。
グチャッと肉の千切れる音がしたが剣を掴んだままである。
その直後、地面の揺れが止まり辺りに静寂が訪れた。
掴んだ剣から血が滴り落ちる。
「…ヌグ……ア……」
大将は初めて苦痛の声をあげる。
それでも、ものすごい力で剣を掴み離さない。
血が滴る剣は大将の胸の前で止まっている。
激痛で意識が朦朧とする中、右手で大剣を振り降ろそうとする。
「勝てると…思うな…最後の…時まで…」
820:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/03/29 04:27:20.37 0
>819:帝国兵殿
剣匠「強いな・・・・。さすがだ」
音速に達する前に、剣を掴まれた!
素晴らしい反応と膂力である。
剣匠「だから・・・・最高の賛辞を込めて・・・・貫き通す!」
私は、掴まれた剣に、全体重を乗せて、押し込んだ。
メキメキイッ!
大将の左手から、骨が軋む音がする。
そのプレートアーマーに、剣が達する。
そして・・・・大剣が振り下ろされた!
ガツゥン!
なんという事だろう。
大剣の柄が、私の肩を強く叩いた。
踏み込んだ分、当たり所がずれてしまったのだ。
だが・・・・。
肩が半脱臼した!
「うぐぅっ!」
両者の強さは拮抗している。
二人共、一体どうやって鍛錬し続けたのか、
それは、知る由もない。
剣匠は、更に強く剣を押し込んだ!
821:帝国兵 ◆hZCoffMCM2
12/03/29 19:50:45.54 0
大将の胸を剣が貫いた、苦痛の声をあげる大将。
だが強靭な精神力で耐える、そして剣を放さない。
それどころか胸に刺さった剣を引き寄せる、剣がもっと深く刺さる。
さらに引き寄せられた剣匠の腕を掴んだ。
「大地の力が…私に力をくれる…!」
大将は右手に持った大剣を手放すと、右拳に力を込めた。
右腕に魔力が溜まっていく。
「こ…皇帝陛下…万歳!!」
最後の力を振り絞り、魔力を込めた拳を全力で打ち込んだ。
そして大将は力尽きたのか地面に倒れた。
地面に流れ出た真っ赤な鮮血が血溜まりを作り、それが広がっていく。
剣は胸に深く刺さったままだ。
822:名無しになりきれ
12/03/30 03:02:32.66 O
作画は原哲夫でお送りします
823:名無しになりきれ
12/04/03 14:45:54.96 0
放置される大将かわいそす
824:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/05 21:49:41.88 0
くそっ、こんな時にアク禁とは!
帝国軍大将の一撃は、見事に私の顎を捉えた!
剣匠「ぐごあっ!」
首を捻り、受け流そうとしたが、余りに大きな拳のエネルギーで、
浮け流しきれなかったのだ。
見事に顎の骨を折られ、10メートルほど吹っ飛ばされた!!
めまいがする。
激痛が意識を覚めさせ続ける。
・・・・・・
そして、立ち上がったのは。
私だった。
825:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/09 05:24:33.82 0
『ヒーリング』を使い、体力は取り戻せた。
そして大将の方に振り向く。
大将の胸には、私の剣が刺さっている。
剣匠「まだ死んでない・・・・!」
私は、剣を引き抜き、すかさず『ヒーリング+』
を5回ほどかける。
・・・・とりあえず、戦う前の状態まで治せたか・・・・?
826:名無しになりきれ
12/04/10 05:20:00.69 O
うわw戦って倒れた将軍の見せ場だいなしwwww
827:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/12 21:04:13.76 0
依然として意識の戻らぬ大将に、私は懐から巻物を出し、
大将の胸の上に置く。
すると・・・・巻物は光り出した!
私はすかさず言った。
剣匠「帝国軍は、二度と私に構うな!周知徹底しろ!」
巻物は、まるで頷くかのように輝きを明滅し、
最後に、大将の胸に吸い込まれるように、消えた。
「全く、貴様は甘ちゃんだな・・・・」
師範の声が響く。
と同時に、時は動き始める!
828:名無しになりきれ
12/04/13 03:34:37.60 O
これはひどい^^;
829:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/13 22:52:04.64 0
周りを見回してみると、いつもの街に戻っていた。
帝国兵の姿はない。
しかし、どこかに潜んではいるかもしれぬ。
仕方がない。
魔界方面にゆく馬車の警護でもするか・・・・。
私は『縮地』を使って街の入口まで行く。
すると・・・
830:名無しになりきれ
12/04/14 18:30:27.21 0
自分が幽体離脱していた。
慌てて自分の体に戻ろうとすると
大将の決死の一撃をアゴに食らった自分はアゴどころか顔面まで綺麗に潰れており
どう見ても即死状態で、その上飢えた野良犬が群がり色々分解していた。
幽体離脱ではなく死にたてだったのに今更気づいたのだ
ヒーリングで治したと言うのも都合のいい空想だった…
死んだ師匠の声が聞こえ始めた時点でおかしいと思うべきだったのだ。
831:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/14 22:11:27.94 0
ゴトトンゴトトン・・・・
ハッ!?
目を開けてみると、それは、馬車の上だった。
ああ、魔界行きの馬車の護衛で、
休憩していたのだったな。
しかし、最近はきつい夢が増えている。
どこかで休息でも取ったほうがいいようだ。
師匠は死んだかどうか知らないが、
奇襲にあって、大変だとは、前に聞いた通り。
今、弟子入りしている師範は、ピンピンしている。
不老の体故に、若々しい。
神様以上の化物だよ・・・・。
「おっ、起きたようだな。ほら、交代の時間だぜ」
下の躁馬席から声が掛かる。
剣匠「了解だ、今そちらに行くぞ、ゼッペル」
ゼッペル「あ?場所ならそのままでいいぜ。ソッチの方が、
周りが見えるだろう?
とりあえず、お前が居眠りしている間は、俺が見張っていた。
特段異常もなかったぜ」
剣匠「いや・・・・すまんな。ここの所、闘いっぱなしでな・・・・」
ゼッペル「お前の個人的な話は知らないが、
確かに、お前からは血生臭い香りがするな、僅かだが」
832:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/15 21:46:15.03 0
剣匠「ああ、やっぱり感じるか。連合国の傭兵をやっていた時、
幾千の命を奪ってきたからな」
ゼッペル「そりゃ凄いこった。ところでな、
お前さんは、なんでこの馬車の警護をしてるんだ?
そんな腕があるなら、一生傭兵やっておけばいいだろ」
剣匠「はは、傭兵をやっていたのは、自分の力を上げたかったからさ。
帝国にとっちゃ、いい迷惑だっただろうが。
・・・・あ、一度だけ、帝国軍として戦ったこともある。
籠城戦でな、相手は、守りが堅くて、苦労したよ・・・・」
ゼッペル「それじゃお前さんは、ダブルスパイと言われても文句いえねーな。
だからこの馬車で、魔界まで行くわけだ」
剣匠「・・・・まあ、そんなところだな。
おっと、なにか前から来たぞ。
あんたも感じるか?」
ゼッペル「おう。・・・・20人ほどいるな。
多分山賊の類だ」
剣匠「賊か・・・・。許せんな」
833:名無しになりきれ
12/04/17 09:59:19.36 0
遂に一人語り小説が始まったしw
板違いだからもう次スレとか建てないでね?キチガイさん
続きやりたかったらmixiの自分のトコで細々とやってくれ
834:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/18 20:53:03.87 0
剣匠「ゼッペル!馬車を守ってくれ!私が先に、あいつらを倒してくるまで!」
私はそう言い、まだ距離があり、なにもしてこないと思っている、
山賊たちのど真ん中に踏み込んだ。
「!?」
剣匠「馬車を襲おうとは、なかなかいい度胸だ。
・・・・・私がいなければ、良かったのだがな!」
私は『間合い』を展開して、範囲内にいる賊を、次々に真っ二つにする!
山賊の頭が気がついたには、15人程度の屍が横たわっている。
頭「な、なんなんだテメェ!お、俺の仲間が・・・・ぶち殺す!!」
山賊の頭はそう言うと、攻城用ハンマーを振り回し、
私を叩きつぶそうとする。
しかし、そんな回転の遅い武器に、やられる理由が、ない!
『縮地』!!
私は山賊の頭の横を駆け抜けた!
『流し切り』!!
山賊の頭は、脇腹から反対側の肩まで、2つに別れ、度派手に転がった。
「ひ、ひいい~」
残った残党たちが、逃げようとする。
そうはさせない。
私は、次々と残党どもを掴み、一箇所にまとまるように、投げつけた。
丁度馬車が到着する。
剣匠「ゼッペル、馬車は大丈夫だったか?」
ゼッペル「・・・・あ、ああ・・・・・なにしてんだ、お前・・・・・」
剣匠「見れば判るだろう。山賊の残党どもを問い詰める用意さ」
835:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/19 21:36:38.81 0
剣匠「さて・・・お前らのボスは、他にいるのか?それとも、こいつ(骸を指差す)で終わりか?」
ゼッペル(・・・・・こいつは、狂ってる・・・・)
剣匠「何だその目は、ゼッペル。冒険者たるもの、本気で依頼をこなすのは、当然のことだろう」
ゼッペル「・・・・そうじゃない。なぜ、殺す必要があった?
お前の動きなら、全員足止めさせることも可能だろうに」
剣匠「仮に足止めして、上手く切り抜けても、
こいつらは、次の馬車を狙うだろう。こうするのが一番なんだ」
ゼッペルは冷や汗が止まらない。
こいつが言っているのは、後付の理屈!
本心は「殺したいから」!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
836:名無しになりきれ
12/04/20 04:48:50.24 O
◆0GO8LufZI2・・・こいつは、狂ってる・・・
837:名無しになりきれ
12/04/20 15:19:55.28 0
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
838:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/20 21:19:34.35 0
どうやら、山賊は、あの攻城ハンマーを持った男がリーダーだったようだ。
後で、冒険者ギルドに寄って、報奨金があるかどうか聞いてみよう。
それから・・・・
剣匠「ゼッペル。何を怯えている?」
冷や汗を拭きながら、
ゼッペル「怯える?この俺が?何に対してだ?」
剣匠「私の事だ。恐らく、殺人鬼の類と思ったのではないかな?」
ゼッペル「ま、まさか。あ、あんたは、凄腕の冒険者。
頼りになる、存在だ」
私はため息をつき、
剣匠「一応説明しておこうか。
私は、元雑技団にいた事があるのだが、
山賊に襲われて、壊滅したのだ。
だから、私情にかられて、こういう選択肢をとった。
それは否定しない。
ただ、だからこそ、他のものを殺めようとは思わない。
殺すのは、自分のエゴを、不条理に他人に押し付けるもの。
その最たるものが、山賊・・・・だ。」
839:名無しになりきれ
12/04/20 21:59:09.19 0
お前の剣は血を吸いすぎた
もう遅い
840:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/21 06:36:05.40 0
>839
進む道は修羅の道だ。
但し、何かを守るための修羅になりたいものだ。
841:名無しになりきれ
12/04/21 06:40:26.35 0
なんか出任せで過去継ぎ足して統合取れなくなって無いか?
842:名無しになりきれ
12/04/21 06:41:24.16 0
オレツエー修羅(プッ
843:声
12/04/21 07:20:53.71 0
>>840
お前は神になりたいのか、ヒトとして生きたいのか?
どちらにせよお前は外道となり果てるであろう。
悪の血に浸りすぎたのだ。
しかし救いはある。
剣の嘆きを聞くがいい。
お前に殺戮を続けるよう欲しているか?
お前に闘いを続けるよう欲しているか?
お前に休息を取るように嘆願しているか?
844:名無しになりきれ
12/04/21 08:29:17.34 0
クソスレさらし上げ
845:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/21 08:32:20.51 0
>843:声
私の剣は・・・・闘いを望んでいる。
但し、相手は外道である者に限る。
そして、必ず何かを守る事。
846:名無しになりきれ
12/04/21 09:29:01.67 0
オレツエー!だからかこいい殺人剣をズバズバ使いたい
外道(と勝手に認識した)相手ならいくら惨殺しても問題ない(オレツエーの頭ンなかでは)
とりあえず何か守ったという結果(すごいこじつけでも)があれば良し^^
コイツが一番の外道だろ。
847:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/21 14:18:22.35 0
我好みの下衆野郎が居ると聞いて
848:声
12/04/21 14:19:10.61 0
>>845
修練を続けるがよい。
そして真の正義を知るがよい。
さもなくば守るべきものを傷つけ、
外道となり果てるであろう。
849:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/21 14:31:48.96 0
この調子で戦わせ魔道へと導いてくれよう…そしてその魂を我がものに…
出でよ、我が眷属…
850:ねこ
12/04/21 16:12:33.18 0
呼んだかニャ?
851:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/23 21:11:33.04 0
>847:女悪魔殿
久しぶりだな。
ここは私も含めて下衆だらけだ。
選り取り見取りだぞ。
>848:声
ほう、貴殿は「真の正義」なるものを信じているのか?
私は見たことがないな、まだ。
何故なら、誰隔てもなく愛する事が、著しく困難だからだ、ヒトにとっては。
私は守るべき「何か」を探しているが、正義と重なるかどうかは、知らぬ。
>849:女悪魔殿
悪いが、賊と、危害を加えようとするものとしか戦わぬぞ。
>850:ぬこ
面白そうな眷属だな。
まあ、どうするのか、しばらく眺めていよう。
852:名無しになりきれ
12/04/24 00:49:46.23 O
どうみても下衆は◆0GO8LufZI2だけです
参加者まで巻き込んで対象を拡大してごまかさそうってクズっぷりがいい証拠。
853:名無しになりきれ
12/04/24 02:17:13.62 O
禿げ公務員の女悪魔たんはここよりももっと本職でやることあるでしょう。
最近活躍の少なさに飢えてきました…
854:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 20:51:31.18 0
>>850
おーよしよし、我が膝上にて眠るがいい。
>>851
我が使い魔が相手になってやる
>>853
貴様の中では禿公務員で確定なのか…悲しい
本職も頑張るぞ、ここは片手間の片手間だ
それでは貴様には人質として活躍してもらうことにする
(後ろから羽交い絞めにして首筋にナイフを突き立てる)
さあ剣匠、こやつの命が惜しければあちらの商隊を襲撃して来い。
855:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/24 21:40:20.11 0
>853殿
どこから出てきたのだ、その情報は>禿げ公務員
>854:女悪魔殿
>おーよしよし、我が膝上にて眠るがいい。
なんだ、そのぬこは貴殿の眷属ではないのか。
>我が使い魔が相手になってやる
剣匠「そうか」
私はおもいっきり横に飛んだ!
立て続けに響く低い音!
あのままだと、私はペチャンコになってたであろう。
剣匠「こ、こいつが貴殿の使い魔か・・・?」
>それでは貴様には人質として活躍してもらうことにする
>(後ろから羽交い絞めにして首筋にナイフを突き立てる)
>さあ剣匠、こやつの命が惜しければあちらの商隊を襲撃して来い。
なるほど、こういうことだな『縮地』『グリームエッジ』!!
>853殿の首に突きたてたナイフが、甲高い音を立ててすっ飛んだ。
・・・・まあ、無視して死なれるのも心よくはないからな。
856:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 21:51:19.00 0
数ヵ月越の登場となったキングベヒーモスのもっすんが相手だ!
(強靭な前足で剣匠が立っていた箇所に大穴を開けた金色の魔獣は全身に雷光を纏ながら剣匠と対峙する)
ああ、ナイフ…300エンもしたのに…(飛んでいったナイフを目で追う)
代用品として貴様の剣をいただく!
(ベヒーモスの口内から閃光が走り前方数百メートルが焦土と化す)
857:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/24 22:22:28.62 0
>856:女悪魔殿
こ、こいつはこないだのキングベヒーモスか!
剣・・・?
『ウェルカム』
女悪魔の手にあった剣が、私の手に握られている。
剣匠「この剣を盗もうとする奴はわんさかいるからな、
その為の防衛策は、十二分に練ってある」
・・・ああ、遠距離での戦いが観たいのか。
では少し戦法を変えよう。
私の右手の人差指と中指に、エネルギー化集中してゆく。
キングベヒーモスは、立て続けに前足を振り回してくるが、
まるで攻撃の軌道を読むがごとく『イナズマ』、私は避け続ける。
そして、エネルギーが集中しきった!
剣匠『レイ・スナイパー』!!
一条の光線が、ベヒーモスと、その後ろの岩山の中腹に走った!
これはあらゆる物を貫通するレーザー。
防ぐ意図があるなら、ガードして凌ぐこともできるが、
必ず数メートルは斜めに押されてしまう。
ゲシイッ!!
ベヒーモスは、なんと前足で防御の姿勢をとった!
前足の肉がえぐり取られるが、それでも体は無事だ。
後ろにあった岩山は、大穴が開いてしまった。
剣匠「ほう・・・・これはまた、随分と賢いじゃいか。力一辺倒ではないのだな」
私に向けて閃光のブレスが走る!
『ハイジャンプ』!
私は思い切りジャンプし、ブレスを避けつつ、
ベヒーモスの頭部の上まで飛び上がる。
ベヒーモスは、一瞬剣匠のいる場所を見失う。
『ヴァンパイア・キラー』!!
上空から急降下し、その勢いて、ベヒーモスの後頭部を狙い、体ごと剣に前体重を乗せて、
突き刺そうとする!
すると・・・・
858:女悪魔 ◆XNqq2KskVw
12/04/24 22:42:48.70 0
甘い甘い!その程度でもっすんの鋼鉄の肉体はやぶれぬわ!
さあ…もっすん、神代より語り継がれるその力を見せてみろ!
859:名無しになりきれ
12/04/25 10:13:59.97 0
もっすんは前足でうら(略)を叩いた
46回ヒットし 1240のダメージ
うら(略)は くび を はねられた
860:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/25 21:07:58.83 0
>858:女悪魔殿
ガキィン!!
なんと、剣は弾かれた!
私はベヒーモスの後ろに降り立つ。
(『なんでも斬れる剣』で斬れないとは。
これは、あの金色のオーラに秘密があるな・・・・)
すかさず、後ろ足で蹴りを入れてくるベヒーモス!
私は、とっさにクロスガードで防いだが、軽く20mはふっ飛ばされる。
剣匠「な、なんてパワーだ。脳天にまで痛みが走る・・・」
さらに振り向いて、前足で叩き潰そうとするベヒーモス。
よく鍛えられたのか、動きに無駄がない。
私は『間合い』を把握し、前足が間合いに触れた瞬間!
『グリームエッジ』!!
手首を狙って、その筋を断つべく、超音速の居合2連突きを撃ちこむ!
ガガッシィィ!
硬い!
衝撃波の分、ダメージは食らっているはずだが、
その体力、防御力に底が見えない。
続けて逆の前足で、横から殴りつけるベヒーモス!
ここだ!!
私は前に一歩踏み込んで、ベヒーモスの攻撃の内に入り、
その鳩尾を狙って『グリームエッジ』!!
ドドンン!!
ベヒーモスの体が、一瞬宙に浮く。
その隙に、また『レイ・スナイパー』の為に、力を収束させる!
861:名無しになりきれ
12/04/26 05:12:29.56 O
◆0GO8LufZI2・・・こいつは、狂ってる・・・
862:名無しになりきれ
12/04/27 09:17:38.07 0
敵に、まわしては、いけない、存在だ!
863:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/28 05:40:42.22 0
私は、ベヒーモスの横に出る。
そして『レイ・スナイパー』を撃つべく狙いを定める。
それは、ベヒーモスの左足。そしてその先にいる・・・女悪魔!!
パアァンン!
『レイ・スナイパー』が炸裂した!
それは、ベヒーモスの左足をかすり、女悪魔をまともに捉える―
ベヒーモスを覆っていた金色のオーラが、消えた!
その瞬間を待っていた!
『閃光斬撃』!!
ベヒーモスの左前足が、ドスンと音立てて落ちる。
剣匠「もう十分だろう!ベヒーモスは戦えない!」
口からの砲撃を注意しつつ、私は「消えたはず」の女悪魔に言った。
864:もっすん
12/04/28 16:31:23.35 0
パアァンン!
なんか卑怯にもご主人さまをいきなり狙いだしたのでオーラつきの足でカット
変な魔法は強靭なオーラに阻まれ当然雲散霧消。僕の足にも効きはしなかったのだけど
自信満々に繰り出したものが効かなくて相当ショックらしく
当の本人は膝を付いて脳内で都合のいい妄想を始めたようだ。
「オーラが消えた…」「女悪魔も消えた…」「奴の足ちょん切ったぞフヒヒ」
「もう十分だ、もう十分だ、、戦えない、戦えないんだ俺の勝ちだははは」
聞いてたら凄くご都合な夢を見てるようで何かムカつくんですけど…
こんなんでも踏み潰していいの?ご主人様
もっすんは当惑しながら女悪魔を眺めた。
865:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/29 19:47:54.53 0
その時、何かの思考が流れこむのを感じた。
・・・・!
このベヒーモスか!
ベヒーモスに人格があるとは・・・・。
悪いが、今回は私の勝ちだ。
恐らく私のヒーリングは効かないだろうから、
ご主人様に治してもらいな。
さて・・・・女悪魔殿は出てこないか。
ベヒーモスの砲撃は、相当気力を使うようだ。
さすがにもう撃てぬようだな。
何もなければ、馬車まで戻るか・・・・・。
866:名無しになりきれ
12/04/30 09:04:15.77 O
マルチすんなカス
867:もっすん
12/04/30 13:07:36.00 0
「悪いが、今回は私の勝ちだ。ヒヒッ
恐らく クプッッ 私のヒーリングは効かないだろうから ククッ、
ご主人様に治してもらいな フヒヒッ 。 」
そうブツブツいいながら何故か歩いて去ろうとする剣士を見て
もっすんは前足でお手上げのポーズを取った
もちろん切断どころか傷一つ無い。
あの人物は自身の思い通りにならなかった瞬間 全てを投げ出して眼を逸らし
自分の世界に閉じこもり都合の良い夢を見るのだな
死闘をするにも値しない。
この人物は戦士ですらない唾棄すべき「甘やかされた我侭な子供」だ
魔界で戦いのなか生き抜いてきた魔獣はそう思った。
この勝負はゆとり剣匠によるふてくされ試合放棄でもっすんの不戦勝で終わった
とてもつまらない相手だ 血沸き肉踊る戦いを期待して意気込んで損した…
もっすんは深くため息をついた。
868:名無しになりきれ
12/04/30 15:18:33.21 0
荒らしの癖にまともな文章書こうとしてんじゃねえよwww
869:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/04/30 17:59:15.61 0
さて、馬車に戻っったが・・・
剣匠「ゼッペル、そっちは大丈夫か?」
ゼッペル「お、おう。2人ほどこちらに来たが、クロスボウで串刺しにしてやったぜ」
剣匠「そうか、ありがとう。あんたが居ないと、どうなってた事か・・・・」
ゼッペル「・・・・なあ、ベガ・・・」
剣匠「・・・・なんか言ったか?」
ゼッペル「・・・・いや、なんでもない」
剣匠「そうか。悪いが、少し休ませてくれ」
そう言って、私は馬車の上に上がり、置いてある毛布にくるまって、
空を見上げた。
「なあ、守るべきものって、なんだ・・・・?
それは、自分に都合がいい者でもないし、
恩がある者でもないし、知性があるものでも、無いと思う」
「なあ、師範殿。貴方はなぜ、Ragnarokの道へ進んでしまったんだ?
やはり、その力が必要な理由があったんだろ・・・・?」
ガタゴトガタゴト・・・・
馬車は、岩山を越え、冒険者の集う街、ターフエッジへと向かっている。
870:名無しになりきれ
12/04/30 23:06:01.89 O
居合い2連突きwwww
871:名無しになりきれ
12/05/01 00:56:24.18 O
>>868
◆0GO8LufZI2怒りの酉外しキタコレwwwww
872:名無しになりきれ
12/05/01 00:58:39.90 O
◆0GO8LufZI2・・・こいつは、狂ってる・・・
873:名無しになりきれ
12/05/01 15:01:59.57 O
>>870居合いからどうやって突きを繰り出したのか聞きたいなw
抜いてから突いたんならそりゃただの突きだよバーカw
874:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/01 23:06:07.79 0
今日は客が多いな・・・・。
ゼッペル「ベガ、交代の時間だ」
剣匠「・・・ん、ああ、了解。サンクス」
ゼッペル(途中で一人乗客が増えた。多分キツツキ。要注意)
剣匠「わかった。下にいたほうがよさそうだな」
私は客席の方へ降りる。
ゼッペルは操馬席で、毛布にくるまリ、はしへ寄っかかって休憩に入った。
なるほど。出で立ちは貴婦人だが、
その所作の端々に、妙に洗練された動きがある。
見たところ、あの傘は仕込み刀、それからダガーを4~5本、
そして懐には・・・・恐らく、毒針。
これは危険だな。
まあ、話し相手になってみるか・・・・。
875:名無しになりきれ
12/05/02 00:49:55.49 0
対応もせずまともな状況説明も出来ず延々と脳内小説垂れ流すだけなら
わざわざなりきりでスレ建ててまでやらかしてる必要ないだろ
リアクションすら面倒なら創作板行くか自前のブログでやれよ
それともそんな判別が出来ないほど頭おかしいのかお前?
876:名無しになりきれ
12/05/02 05:18:51.20 O
うるさい 死ね
877:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/02 20:43:00.82 0
剣匠「これは・・・初めましてご婦人。私は、馬車警護担当のベガと申します。よろしく。」
貴婦人「あら、そう・・・。貴方、女性なのに変わった口調してるわね」
剣匠「ああ、片田舎で育ったせいか、訛りがひどいと、よく言われます。
ちなみに、どちらまで?」
貴婦人「ふふ、それは内緒よ」
・・・・普通なら行き先を誤魔化す必要はない。
この馬車で、事を起こすのだとしたら、なんとしても阻止せねばな。
・・・・まあ、行き先で「仕事」を行うというのが、妥当なところだろう。
ターフエッジか、魔界周辺部か・・・・。
・・・・・・・
ご指摘いただいてる方に対して、私になりすまして、
暴言を吐くのはいただけないな。
このスレは、仲間(コテハン)が多いほど、内容も増えるし、
必要になる細かいシチュエーションも挙げる。
今はただ、その必要がない。
私の魂の旅が伝われば、十分だ。
私が途中で死んだら、「物語」にならないからな。
TRPGをするのが目的ではない故、このような状態でよしとしている。
普通の質問がくれば回答するし、
同伴者となってくれるなら、もう少し細かいことも挙げるだろう。
878:名無しになりきれ
12/05/02 23:12:59.00 0
そいつらただの荒らしだから対応しても良いことないぜ
879:名無しになりきれ
12/05/03 00:55:44.98 O
公爵が削除依頼いたします
880:名無しになりきれ
12/05/03 01:02:36.54 O
明らかな格下とみるやすぐに惨殺するのは何故ですか?
後そうしないですむ技量がありそうなのに四肢切断やらグロい技ばかり使いたがるのは何故?サドなの?
881:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/03 11:23:27.08 0
>878殿
ありがとう。私もそう思っている。
ただ、今回のような疑問を持つ方も多いのではないかと思い、
スレの趣旨を述べさせていただいた。
>880殿
格下、格上は関係ない。
私は賊が許せぬのだ。
私がいた雑技団は、山賊に襲われて、壊滅した。
その時の思いが、未だ忘れられぬ。
四肢切断は、治すのが楽だからそうしている。
気絶させる技があれば良いのだろうが、
そういう技は覚えていないのだ。
882:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/03 22:20:18.38 0
ふむ、ターフエッジまで、後1つの休憩所だ。
新規のお客はいるかな?
ボンボンだったら、かなりヤバイからな・・・・>貴婦人の標的かも
剣匠「ゼッペル、確認が済んだら、少し手合わせお願いできるかな?」
ゼッペル「手合わせ!?俺なんかじゃ、大した経験にならないと思うが?」
剣匠「ああ、いやいや、あの貴婦人との手合わせだ」
ゼッペル「な、なんだって!?」
剣匠「いや、それがな・・・・・あっちの方なんだが、
仕込み刀を持って、素振りの練習をしているんだ。
あからさまに誘いだ。
軽くでいい、お願いできないか?」
ゼッペル「・・・・わかった。頼んでみる。但し、俺がマジで殺されそうになったら、助けてくれよな」
剣匠「はは、そこまではやらないと思うが、事が起きそうになったら、仲裁するさ」
ゼッペル「じゃ、ちょっと行ってくるぜ。他の乗客の様子と、この周辺のチェック、
よろしく頼むぜ」
剣匠「了解」
さてと、乗客は・・・・
883:名無しになりきれ
12/05/04 00:19:47.20 O
跡付けで理由出すならちゃんと戦闘時に心理描写しなよ
俺の脳内ではそうだから!って言っても
描写無しの文面ではただのイカレた人だよ
残虐攻撃する理由もおかしいね
楽だからってオイ、どこの猟奇殺人鬼だよ
そんな奴が誰かを守るとか言って誰が信じるんよ--;
884:名無しになりきれ
12/05/04 14:31:53.91 0
よく分からんが、叩きたいだけならそう言えよ。
わざわざ構うな。
885:名無しになりきれ
12/05/05 03:02:55.88 0
俺のスレで俺の役に立たない奴は消えろ。
俺マンセー以外ははっきり言って要らないから。
886:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/05 18:51:26.14 0
―居なかった。馬車の中には。
丁度、外で休憩をとっている。
遠巻きに、貴婦人の姿を観ながら・・・・。
「やあ、こりゃまたびっくりな女性だな」
「貴族の女性が、剣を振るなんて、初めてみましたわ」
「なかなかやれると見たが・・・・なあ、警護さんよぉ、
あんたはどう観るね?」
剣匠「そうだな・・・・私達2人の警護人には、
ちと足りぬくらいか」
嘘をついた。
ハッキリ言って、まだまだである。
いい上段だが、その他は凡庸としたものだ。
但し、それは剣士としての観点。
太ももにあるダガーや、胸元にあるであろう、針に関しては、
全くの未知数だ。
ゼッペル「おーい、ご婦人。俺と一手交えてもらえないかー?」
貴婦人「あら・・・・もちろんよろしいですわ、警護人さん」
結構自信ありげだが・・・・。
887:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/06 20:59:58.17 0
ゼッペルはロングソードを中段に、ラウンドシールドを斜め上にした、
独特の構えを取る。
貴婦人は刀を傘に収め、下段に構えた。
先ほどの素振りとは全く違う、何を狙っているかが、判りかねる、
不気味な構えである。
ゼッペルが仕掛けた!
「ハァア!」
ラウンドシールドを前に、ロングソードを上段に構えつつ、
貴婦人に向けて突進した!
守りつつ相手を押し下げる、攻防、如何様にも変化の効く動き!
貴婦人は、いきなり傘を広げ、なんと、太ももにあるダガーを、
傘の裏から2本投げた!
「!?」
虚を突かれたゼッペルだが、ラウンドシールドをなぎ払うようにして、
1本のダガーを弾き、もう一本のダガーが、肩を掠るが、
そのまま無視して、袈裟斬りを仕掛ける!
貴婦人は、傘を僅かに上げ、袈裟斬りを弾く・・・・・
いや、そのまま傘をたたみつつ、喉元を狙った突きを繰り出した!
ゼッペルはシールドでダガーをたたき落としたため、中段を守るすべがない!
が、突進を止めつつ、貴婦人の傘を上からたたき落とすべく、
袈裟斬りを敢行する!
両者が交錯するかと思われたその一瞬!
貴婦人は太い針を手に持ち、ゼッペルの喉元の手前で、ピタリと止めた。
「ふふ、チェックメイトですわ」
「な・・・・」
言葉を失うゼッペル。
なんと、奇を突いた攻めとはいえ、ゼッペルから一本取るとは。
お互い、全力を出したが故に、辿り着いた結末!
2度は通用せぬかもしれないが、貴婦人の作戦は成功した。
まるで暗殺者のような・・・・・。
888:名無しになりきれ
12/05/07 20:13:10.89 0
888
889:名無しになりきれ
12/05/11 10:26:09.44 0
なんか書き込めよお前ら・・・どうせ荒らしも見てんだろここ
890:うら若き剣匠 ◆0GO8LufZI2
12/05/13 18:33:46.91 0
さて、この休憩所の次はターフエッジか。
ゼッペル「・・・・・」
剣匠「・・・何を落ち込んでいる。アレは超一流のキツツキ。
貴殿の予想通りの相手だった。
ただ、気配を悟らせないあの傘の使い方・・・・あれは厄介だ。
まあ、1度観てしまえば、通用はしまい」
ゼッペル「・・・・いや、そうじゃないんだ」
剣匠「?」
ゼッペル「自分の技量を見直す、よい機会になった。
また、一から出直そうと思う。だから・・・・」
剣匠「だから?」
ゼッペル「お前の師範。紹介してくれないか。
今まで、自分より劣る相手とばかり戦っていたから、
少々鼻が高くなっていた。
師事するなら、より強い方がいいから。
たのむ」
剣匠「・・・・・・多分、無理だろう。
師範は、自分で弟子探しをして、気に入った者しか師事させぬからな」
ゼッペル「最初は何でもいい。巻き割りだろうがトイレの掃除だろうが構わない。
会わせてくれるだけでいい。だから、頼む」
剣匠「・・・・もしかしたら、ただの殺人鬼になるかもしれんぞ。
丁度、賊を相手にした私のように―」
ゼッペル「・・・・この通りだ、頼む・・・・!」
剣匠「いや、だからだな、もう少し考える時間をとったほうが・・・・
「かまわないじゃないの?ここでその男性が降りるというなら、
わたくしが、警護の助けをさせていただきますわ」
!?
なんと、先ほどの貴婦人?が、警護の代役を名乗り出た。
貴婦人?「強くなりたいのなら、少しでも早く、貴方の師範?どのに、
会うに越した事はないのですから」
貴婦人?「それに剣士殿、貴方は、私にあの針を使わせた。
普通ならダガーをまともに食らうはずなのに。
貴方には、才能があると思いますわ」