12/02/21 23:54:34.03 0
>746:ドラゴン殿
ぶわさっぶわさっ!バタバタバタ!
圧倒的は風圧が、私達の上から浴びせられた。
剣匠「・・・おお、本当にいたのか、この山の主が」
見上げるような巨体。しかし、所謂ダイナソアと呼ばれる典型的なドラゴンではなく、
より飛行に特化した・・・・そう、巨大なワイバーンのようだ。
剣匠「貴方は、見たところ、赤いワイバーンに観える。
なるほど、空中から襲うのであれば、
道路が尾根筋であっても、おかしくはない。
私たちは、ただ、月下美人が欲しいだけだ。
こちらに咲いていると聞いて、ここまで来た次第だ」
剣匠は、前にいる4人を指し示して言う。
剣匠「・・・・ああ、そっちに居る4人は、ただの野盗。
上司を失ってから半年以内に届出をしなかったため、
帝国兵として失効している。
どうやら、私達を襲って、貴重品の一つでも奪うつもりらしい」
剣匠は、ドラゴンの方に向き直った。
剣匠「長くなってすまぬ。
汚染された港町を助けるのに、月下美人が必要なのだ」
>747:帝国兵(?)殿
>おっと!変な真似したら、死ぬぜ?
一人が剣匠の『間合い』に入った、その瞬間、
スカッ
ボト、ゴロリ・・・・
まるで金環日食を思わせる一閃が、
帝国兵(?)の手首から先を、切り落とした。
剣匠「・・・・・どうやら、そちらが変な真似をしたようだな」