12/08/26 02:02:45.56
起承転結の「承」ってのは、オープニングで起きた問題を展開して個々処理する部分のことでいいんだよね。
例えば、こんな感じ?
起:「事件が起き、PCはそれを解決する必要に迫られる」
承:「やがて事件の背景や原因が明らかになり、PCの具体的に行なうべき行動が決定される」
転:「事件を解決しようとするPCの前に強大な障害が立ちふさがる」
結:「PCは障害を突破し、事件は解決される」
で、最近、よく見るシナリオ構造としてはこんな感じ。
起:ラスボスの存在自体が事件(起)として扱われ、
承:PCはそのラスボスを倒すための手段を求めて奔走し、
転:そのための障害を突破して、手段を確立。
結:そののちに、ラスボスを倒してめでたしめでたし。
こうした起承転結(に沿ってストーリーを組み立てたもの)がプロットであるからして、
「起承転結(で組み立てられたストーリー)=プロット」
「プロット=起承転結(に沿って組み立てられたストーリー)」と表現すれば、
大多数への誤解を生み、かつ、間違ったことを言わずに済ますことも不可能ではないな。(弩嘘)