12/03/05 14:33:44.67 RANmFoLP0
そしてキルアはそうまでして依存させたアルカのことも実際はどうでもいいんだろう。
バレスレで言われてたけどキルアはなんで最終命令を「ナニカの存在を消す」ことにして
「能力を誰にも利用されないようにしてナニカを無事に存在させておく」という選択肢を考えもしなかったのか
答えはキルアはナニカのことがどうでもよかったから。能力を使えなくすることさえ面倒だったのかもしれない
そこでアルカはキルアに初めて牙を向けたよな。今まで自分を放っておいていきなりのこのこやってきた兄に
何の説明もナシに家を連れ出されてもそのせいで命の危険に晒されても従順、色々な人が死んでも顔色一つ変えず
徹底的にキルアにしか反応せずイルミに至ってはガン無視だったアルカがだ。
どうして今までキルアの人形のように描写されていたナニカがキルアにはむかったのか。
それはやっぱりアルカにとってナニカがキルア以上に大切な存在、守らなければならない本当の人格だったからじゃないか?
ナニカはキルアが大好きって描写がされてるけどキルアはナニカのことなんてどうでもいい。だから悲しくて
キルアに好かれるための理想の妹を作り出してしまったんじゃないか?
そうすればキルアが弟と妹、他の人が弟で一貫して呼んでいたのもやたらキルアに都合がいいキャラなのも説明つくし
キルアは対外的にモラウには弟と言っていたけどモノローグや執事の前では一貫してアルカのことを妹と言っていた
もし本当にこの説が正しいならキルアはナニカが本当の人格だとわかっていてナニカの存在を認めなかったということになる。
そして自分に都合の良いアルカではない、アルカと二人でいちゃいちゃするのに邪魔なナニカを消そうとしたわけだ。
つまりキルアは家族だのなんだの言って自分を正当化してたけど本当は自分の弟のことを家族だなんて思ってなかったんだよ。
精神的に弱い自分が依存するのに都合のいい道具にしただけ。キルアはそんな自分に従順なアルカをほっといて数年間もあわずに
自分勝手なこと言って家出して新たにゴンを依存対象にして旅してる間一回も思い出しもしなかった。
それでちょっとゴンに冷たいこと言われたからってまたアルカに依存対象を戻したんだよ。
でもそれでゴンストーカーをやめたのかっていうとそうは思えないんだよな
キルアはゴンにわざわざアルカを会わせて「こいつの能力はオレのお願いなんでも叶える」って自慢してる。
キルアはアルカに嫌われるのが怖かったからナニカを消さなかった。そして同時にあんなに消したがっていた能力も消さなかった。
ここらへんはまあスレで言われてたけどお前の存在認めてやるからオレの願い何でも叶えろよなっていう物事を
ギブアンドテイクでしか考えられないキルアらしいから最低!で済む話なんだけどそのせいで未だにイルミに狙われ続けているはず(だよね?)のアルカを
悠長にゴンに紹介してしかも超重要な秘密まであっさり話してる。モラウに口止めまでしたのに。アルカの安全を考えるなら依存対象から外れたゴンになんて
構ってないでさっさと逃げるべきなんだよ。
でもそれをしないでゴンにペラペラ秘密を話しまくった挙句「お前二の次」だからな