11/05/14 00:30:13.73 YOjJpMu70
>>131
どうだろう、少なくとも太公望は知らないというかフジリューの描き方的に同情できる悪役、回心する悪役というありがちなパターンで聞仲は描かれてない気がする
死後の太公望の聞仲評を見てもその信ずる物を守ろうとする意志は評価していてもその中身については言及してないし、太上老君との問答でもあったように
封神は結果や帰結よりも過程や意志に価値こそが重要だというテーマだしね
太公望が聞仲の来歴を知ってて理解を示したりするのはこの二人の関係としてはらしくないしいらないシーンになってしまう。
だからあくまでも傍観者である申公豹=読者相手に聞仲の来歴を説明するだけという意図があの人選にはあったんだと思う。