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国土交通省「住宅・建築物 省CO2推進モデル事業」に認定された三菱地所の「吉祥寺エコマンション」の竣工内覧会が報道陣向けに行われることを業界誌の記者から聞いた。早速、三菱地所にお願いして見学させていただくことにした。
記者は、このマンションのことを全く知らなかった。概要を見て、快哉を叫びたい気持ちになった。それは、外断熱、太陽熱利用や機能特化バルコニー、断熱木製サッシュ ( ポツ窓 ) の採用などもそうだが、駐車場を設置しないということに対してだ。
同社のニスリリースには、駐車場を設置しないことについて「移動手段として自転車や武蔵野市の運営するコミュニティバス『ムーバス』、レンタカーの利用などを想定し、自家用車に頼らない、環境にやさしい新たなライフスタイルを提案します」とあった。
記者の持論は「車はマンション(戸建てもそうだが)の敵。車を捨てれば健康で文化的な居住生活ができる」だ。
だれも取り合ってくれないが、少なくとも大都市に住めばマイカーは必要ないと思っている。電車やバス、タクシーを利用すればいいし、買い物にも自転車で十分だと思っている。
車はいらないという持論は若いときからのものだ。兄は自動車メーカーに勤務していたが、「危ないし、不器用な自分は車の免許は取れない」という理由から、記者は車の免許は絶対取らないと決意した。
不動産業界の記者になってその思いは一段と強まった。住宅ローンを払いながら、車を保持するのは家計に大変な負担をかけるからだ。
車にかける経費をマンションなどの住宅に振り向ければ、もうワンランク上の住宅が取得できると思っている。