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かつてのパワー競争ってやつも結局「ユーザーの声にお応えして」という形から広がったわけだ。
その結果グレードも整理しきれず、無暗に拡大する羽目になり
複数モデルを抱え、ハイパワー化する為に必要な開発・生産コストは、そのまま車両価格の上昇に繋がってしまった。
バブル絶頂期は、それでも良かった。だがそれはもう遠い昔のことだ。
景気の悪化、環境破壊などの社会問題が取り沙汰される時代にあって
折からのチューニングマシンによる暴走行為という黒いイメージもあり
旧態然とした生産体制のスポーツカーは、販売利益を見込めない代表車種となってしまったわけだ。
世間様には覚えが悪く、不良・環境破壊の代名詞のようなイメージを持たれ
掛かるコストに対して利益が少ないから、当然メーカーも作らなくなる。
その結果、今の冷え切ったスポーツカー市場があるわけだ。
同じ過ちをまた繰り返すつもりなのだとしたら、愚かにも程がある。
そんなことじゃあ市民権を得られる日など未来永劫来ないよ。