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一方、ホンダのインサイト。同社広報部によると、「インサイトも油圧と回生の2系統を
使っていますが、(動作の仕方が若干違うため)プリウスのような症状は起きません」という。
プリウスは油圧と回生を切り替える際、タイムラグができ、不具合が発生した。が、イン
サイトは「そうした切り替えがなく、ブレーキを踏めば油圧と回生の両系統が利く構造」
(広報部)のため、プリウスのようなトラブルは起きない。
ホンダの方がすっきり単純なブレーキシステムになっているのに対し、トヨタは複雑な
仕組みになっている。その複雑さが今回のトラブルにつながっている。
なぜ、トヨタはあえて複雑なシステムを採用したのか。業界関係者はこう指摘する。
「トヨタのシステムの方が回生ブレーキの作動によって蓄えられる電力量が多くなると
みられています。蓄える電力量が大きくなれば、それだけ燃費性能も向上します。トヨタは
プリウスで量産車最高の燃費性能をアピールしたいがために、あえて複雑なシステムを採用
したのでしょう」
エコカーにとって燃費性能は重要な項目。しかし、プリウスはそれがアダになってしまった。
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