12/01/03 23:50:30.65
今日は宿泊先の沿道が駅伝の観客で埋め尽くされていた
観客に「おう、邪魔だどけ鈍足が!」と罵声を浴びせても聞く耳をもたない
近頃の日本にはつくづく危機感を覚える
仕方ないので、裏道をランニングしていると大学生の若造がランニングしていた
「おう、箱根駅伝に出るのか?」と声をかけると「いいえ、趣味でランニングしています」と返事が返ってきた
近頃の若造はランニングを趣味と答える
俺にとってはランニングは人生である
趣味などではなく生きるか死ぬかの自分に課せられた使命とも云うべきものである
じんわりと自分を否定されたような気持ちになり、「おう、ランニングが趣味だと?ふざけるな、鈍足が!ランニングを趣味というなんて10年早いわ!」と罵声を浴びせる
若造が顔を真っ赤にして追いかけてくることを期待したのだが無言のまま追いかけてくる素振りはない
俗にいう無視というものである
若造よ、感情の赴くままに生きろ!それが人間として生きているということだ
将来の日本に想いを馳せ、心配になった出来事である