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熱海の大野屋本店が再生法 「ローマ風呂」で有名
「ローマ風呂」で全国的に知られる静岡県熱海市の大型温泉旅館「ホテル大野屋」を経営する
大野屋本店（同市）が１９日、民事再生法の適用を静岡地裁沼津支部に申請し、保全命令を受けたと発表した。
申請代理人の弁護士によると、負債総額は約１８億円。営業は続けるという。
弁護士や信用調査会社の帝国データバンク沼津支店によると、
大野屋本店は１９８０年と８７年に計約５５億円をかけて建物を新築して収容人員の拡大を進め、
バブル期には社員旅行などの団体客を多数受け入れた。
ピーク時には年間約１６億円の売上高があったが、その後は景気低迷で顧客数の減少に歯止めがかからず、
２００４年１２月期には初めて売上高が１０億円を割り込んだ。
最近は８億～９億円と低迷し、債務超過に陥っていた。
ホテル大野屋は客室が１７４室あり、１０４０人収容でき、熱海市では大型の宿泊施設。
2010/11/19 20:58 【共同通信】
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2010/11/19（金） ローマ風呂で有名な「ホテル大野屋」経営
株式会社大野屋本店 民事再生法の適用を申請 負債21億5000万円