14/02/10 01:53:08.35 whx16mlJ
物語終盤、春香が部屋で可奈に電話するシーンって何気に名シーンだよね。
心の壁を作って引きこもっている可奈に手を差し伸べることができるのは
可奈が憧れた自分しかいない。だから自分にだったら電話を掛けてきてくれる。
こんなとき自分の影響力にすがってもいいよねと願うようにメールを送る所は
何気に上手い脚本だなぁと思った。
でもそれに加え、可奈と電話してるときの春香の目線とその先にあるもの描写が秀逸。
耳に当てている電話に目線を移したときは直後に可奈が映り、
真っ直ぐ前に目線を戻したときは直後にボードに貼ってある合宿のときの写真が映り、
春香が遠くを見つめベッドから立った直後には窓ガラスに映った春香自身の姿が映ってる。
決して作画がいいシーンじゃなかったけど、演出の上手さにゾクゾクした。