14/01/29 19:21:31.32 F5CkaEgx
>>921
そこなんだけど、アリーナライブはこの映画の核ではないという考え方もできると思うんだ。
この物語は、結果よりもそこに至る過程を大切にしている。それは主人公の春香の信念でもある。
この映画の核というか到達点は、無人のアリーナで、「一番後るの席まで見えてるよ」に始まる春香の言葉に心動かされて、
可奈がアイドルを諦めないことを決意し、志保が受け入れ、皆が団結するところじゃないだろうか。
アニマスは、アイドル達の成長と絆を描く人間ドラマだった。
歌を楽しむだけなら本家のゲームが一番なはずだ。
だから最後のアリーナライブはエンディングの一部、誰かが言っていたが幕が開く場面でスタッフロールが流れ始めても演出としてはありだ。
今回、監督は敢えてライブを加工せずに最初から最後までフルで流す臨場感にこだわっている。
終わった後、可奈と志保がやりきった顔をして立っているアップもちゃんとある。
恐らくこの演出は、一曲きりが一番効果があるんじゃないだろうか。勿論、個人的にはアンコールが欲しかったが。