13/12/28 12:50:03.57 GYSmBW1p
>>700
この作品で描かれてるのは細田の思想に基づいた
男と女の人生のモデルケースと親子の関係性だ
女の子は男を見つけるか、子供を得て独立する
女の人生に必要なのは男と子供、という細田の思想は明らかだ
花は最初から家族関係は不明で、家族と関わりなく、
ひとりで男を見つけ、同棲し、妊娠を決め、出産した
娘の雪も、ひとりで男を見つけ、家をでる=自分の生き方を見つけた
ところでこの作品は終わってるだろ? つまりあとは繰り返しってこと
一方、男の子の人生は、自分で信念や生き方を見つけて独立する
狼男も雨もそうだ
ただし、女親(花)が息子から子離れすることの難しさが描かれている
花はひたすら雨は自分の庇護下になければダメだという思い込みに
囚われていただろ。その呪縛を解除したのは夢に出てきた狼男で
男親は男の人生がどういうものかわかってるから花を説得する
女親に息子との子離れを促すのが男親の果たす役割ってわけ
一方、花は雪にはあまり関心を持たない。女の人生がどういうものか
花はわかってるからだ。ぶっちゃけ男を見つけりゃそれで大丈夫ってこと
この作品で不思議なのは、男女いずれの場合においても、
子供が親から離れていくことに何の躊躇もないことだな。冷淡
そして男親は息子の、女親は娘の生き方がわかるが、
男女間は互いの生き方を本質的に理解しない、という思想も貫かれてる
女は男の生き方に惹かれる(恋人、夫婦間)か否定する(姉弟、女親と息子)
男は女の生き方を鑑みない。わがままで勝手
花ばかりが怪物と言われるが、実はこうしてみると、細田の見せている
男女の人生観、親子関係のモデル全体が机上の空論というか
歪でグロテスクだな