劇場版まどか☆マギカ第89話at ANIMOVIE
劇場版まどか☆マギカ第89話 - 暇つぶし2ch894:見ろ!名無しがゴミのようだ!
13/12/07 19:30:55.82 +FGcAmgd
>>892続き

396 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2013/12/06(金) 23:25:29.71 ID:EB4D0GHe0
>>390の続き)

これらの出来事のすぐあとに設定されているにもかかわらず、「叛逆の物語」はこの上なく幸せに自分がしたことに気付いていないまどかと共に、
いわば別の宇宙のような場所で物語は始まる。最初のエピソードから繰り返し行われる描写は、誰かが不可解なことに”リセットボタン”を押した兆候となる。
以前消滅したキャラクターが不思議にも復活しており、まどかと彼女の魔法少女仲間のクラスメート―さやか(喜多村英梨)、杏子(野中藍)、
マミ(水橋かおり)を含む―は、魔女の代わりに「ナイトメア」と呼ばれる怪物のような生物と戦っている。最初にこの世界は何もかもがおかしいと疑い、
誰が、あるいは何が原因なのか調査し始めたのが、まどかを献身的に守っていた黒髪のほむら(斎藤千和)である。

その疑問の答えは、シリーズの感情的な主要テーマの核心に行き着く。すなわち、まどかとほむらの間の、愛情に満ちた
(そして明らかにプラトニックな)友情である。「叛逆の物語」は、ちょうどファンではない人が何が起きたのかを理解しようと努力しているときに、
ターゲットの視聴者を無我夢中にさせ、また同程度に嘆き悲しむ状態にしておくであろうという点で、基本的に彼女たちの関係を発展させるためにある。

ストップモーション・アニメーション作家の劇団イヌカレーによる豊富な麻薬的描写が、この映画に決定的な難解さを添えている。
すべての主要キャラクターと背景が伝統的なアニメの手法で表現されている一方で、ナイトメアを形にする段になると、
劇団イヌカレーは自由な表現を許されているようであり、オリジナルシリーズで作り出した独特の魔女の攻撃についても詳細を加えている。
その結果が、古典的なロシアとチェコのアニメーションにインスパイアされた(そして、モンティ・パイソンのためにテリー・ギリアムが作った
幕間アニメーションを思い起こさせる)紙切り細工のコラージュによく似た、非常に奇妙なたくさんの超現実主義(シュルレアリスム)的存在である。
ナイトメアが大勢の白い服を着た踊るバレリーナとして現れたかと思うと、背景で巨大な手が持ち上げる熊をはき出す青い生き物と区別が付かなくなる。

そのような特異な技法は、初めのうちは、(完全に熟達してはいるが)映画の他の部分は従来と同様のアニメーションに、目も眩むほどの異物感を生み出す。
しかし、一風変わった手法はすぐに一種のギミックのように感じ、2時間近くの上映時間じゅう多用されるうちに違和感も薄れる。
ある段階で、極度に活発な編集と幻覚作用のある映像が度を超して感覚の回路が焼き切れそうになり、計算ずくの精神錯乱を起こし、
視聴者が物語に広がり始める矛盾について必要以上にじっくりと考えさせないようにしている。

主要な制作スタッフ(そして声優陣)がTVシリーズからの自分たちの役を再び演じながら、監督の新房昭之と宮本幸裕がなんとかいくつかの卓越した
(高予算の)重要シーンを届けている(ウォシャウスキー姉弟を嫉妬させるほむらとマミの最高にクールな重力をものともしないガンバトルや、
ナイトメアの襲撃を女子生徒の風変わりなユーモアに変える遊び心あふれた「まぁるいケーキの歌」のミュージカルシーンを含む)。
「叛逆の物語」は三部作の完結編として発表されたが、その解決は決定的ではなく、さらなる「マギカ」の続編の可能性を残しておいている。


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