13/12/02 13:43:51.69 UQLqLWHZ
>>461
この人は媼についてどう思ったんだろう。
「女」の次に来る「母」。
不条理があるのが世の中と教え諭す立場でもある「母」。
媼がどんな気持ちで翁の意見について行っていたのか。
どんな気持ちで捨丸に会わせようとしたのか
面白いのは、月に戻ると決まってからの姫は、
絶望したのか自分から捨丸に会いに行こうとはしない。
媼の姿は、嫁に行こうとしない現代女性の母親像に重なる。
世の親たちは、なぜこの映画で涙するのか。
若者は思うかもしれない。単に子供との別れの話だからと。
別にどんな話でも泣くだろう、あいつらはと。
けれど、ほとんどの親たちは子供たちに世の不条理を教える
立場から逃げていない(逃げられない)。
「女」から逃げるとは、その奥に透けて見えるはずの「母」
からも逃げようとすること(見ないようにすること)。
生き物としては「わがまま」であることに変わりない。
娘を持つ高畑監督がこれらの視点を無視しているとも思えない。