13/03/24 08:16:31.05 15TFWLGq
>>633
児童相談所や町役場の職員など、役所の人が登場したり、
本や服や住まいや学校が実在するものをモデルにしているから、
よくあるアニメのようにまるっきり架空で現実感のない世界観と違い、
現代の日本をリアルに描いた上でのファンタジーだと監督が思ってるんじゃない?
そうだとしても、年齢が半世紀ほど離れた爺さんに受け入れられようと、
まだ20代の若い女性がデートで着るような服を田舎で着るのかだとか、
小学校の校舎は実在のものがモデルにしても、避難描写が現実的でないとか、
物体にしかリアルさを追求してなくて、その使い方は気にしてないっぽい。
本にしても、作中に登場した『オオカミと生きる』は、
著者が共同生活をしたオオカミたちに対して決して上位権を譲らない、
厳しさももって接していたことも書かれているのに、
花の雨と雪への接し方は、後におおかみおとこの免許証が載った本棚すら、
倒してしまうほどのケンカをしても止める能力はないし、普段から叱らない。
本は持っていても、花が祖の内容を本当に理解したのか疑問である描写が見られるし、
シュタイナー『神智学』が花の蔵書にあることと、テレビ・IT排除について、
監督は神智学というよりシュタイナーがそこまでヤバイとは思ってなかったらしく、
本の選定を美術スタッフに最終的に任せただけあって、
監督ののほほんとした設定と、スタッフが花の思想のベースだとして提示した本とで、
齟齬が生じてしまっているのは感じる。むしろ邪魔な設定だったと思うよ。