13/03/21 01:11:33.58 X1/8Gjtj
ファンタジーとリアルの描き分けがなあ、下手なんだと思う
なんかもやもやすんだよ
雨の山行きが、祝すべき幸福な旅立ちに見えない人多いし、自分もそう
だって、不登校の子供って現実にいるじゃん
理由はさまざまだし、学校から逃げた方がいい場合だってあるわけだけど、
それでも義務教育をまっとうできないのはハンデで、親はすごく悩んでるし、
本人も悩んでる
なんかそういう現実に思いをはせてしまって、もやもやするんだよね
「森の主」「きつねの先生」っていうファンタジー設定が、それ自体で
自立した魅力的な世界観を構築するだけの緻密さ・説得力に欠けているため、
「森の主」っていうのは、現実にある存在の、なんかのメタファーなんだろう、と考えるしか
納得の方法がない。だけどじゃあ何のメタファーなのかってわからないんだよ
雨は、狼という個性ゆえにまわりと人間関係を築くのに失敗して、
ひきこもっただけなんじゃないかって。義務教育すら拒否して、人間社会全体に背を向けた時点で、
ニートとか、カルト教団の信者とか、そういうのしか思い浮かばない。
またジブリを例に出すけど、紅の豚、あれ、海賊ならぬ空賊が出てくるじゃん
すごく愉快な役割で。
現実の海賊は、誘拐とか擁護できないような残虐なこともするわけだけど、
あれを見て、「海賊やマフィアを美化している」「けしからん」とか言う奴は
いないわけだよ。さいしょの幼稚園児人質事件、
「全員連れて行くんですか―」「バカヤロー、仲間外れをつくっちゃかわいそうじゃねえか!」って
いうやりとりで、もう観客にも全部わかるわけよ「ああここはそういう優しい世界なんだな」って
すぐ納得できるから、空賊ってなんのメタファーなんだろう、とかもやもやしなくてもすむ。
入り込める。おおかみはここらへんが下手だと思う。