12/12/19 07:19:40.15 vcFPoUrG
>>687
おおかみおとこは2人目の子供が生まれたらおおかみとしてすぐに死ぬし、
男の子である雨は、作中ではおおかみとなって山で暮らす逃げ道があるけど、
これって、おおかみとして死んだり逃げることで人間としての責任を放棄し、
家庭のことなんて妻、あるいは母親や姉に丸投げすればいいというだけでしょ?
これがただの人間だったら、おおかみおとこの遺体はいきなり回収車行きにならない。
(そんなことをしたら、自治体による遺体遺棄・損壊事件になってしまう)
雨は雨で、小学校低学年から登校拒否したまま、
花は代わりに勉強を教えたり、家事がそこそこできるようにもさせず、
体が大きくなったら、学校に行っている姉にブチ切れて打ち倒し、
ある日突然、母親のことは姉に任せると勝手に考えたまま、
10歳になるかならないかの年齢で、家を飛び出し、
花は嵐の中で一度は探しに行くけど、あ、これは自立なんだと納得してしまい、
探すことをやめてしまうということになるんだけど。
いくらおおかみだからといっても、父親は運送業で人間として働いてたし、
息子は最初の頃しか行ってないとはいえ、公立小学校に入学したんだから、
戸籍はあるし、小学校にも名簿に名前はあるのに、
おおかみとしての死や遁走で、人間社会では自動的に最初からいなかった扱いで、
このふたりの行方を他人が誰も気にしない不思議な世界になっている。