12/10/18 19:53:30.65 Ogpvmg4O
フィルムの保管方法(国際基準)
①プラスチック缶、あるいは新しいスチール缶、黒のポリエチレンバッグを用意する
②フィルムの劣化・酸性度試験-酢酸臭である程度判断はできるが、AD-STRIPS あるいはDANCHEKを使用して劣化度合いを知る
*フィルムは直にさわらないこと 静電防止の手袋使用~劣化したフィルムに直接触れることは皮膚にも良くない
③試験の結果によってコピーフィルム作成(ネガからはマスタープリント、ポジからはインターネガ)
④ポリエチレンバッグへ入れる
*劣化の見られるフィルムについては、モレキュラーシーブを封入する(状態にもよるが通常は2年で交換)~この時に巻き直しを実施する
*密閉に近い状態なので、モレキュラーシーブの交換とリワインドを忘れると逆効果となるので特に注意が必要
*酢酸臭のある場合、できるだけの換気を心がける-酢酸臭のたちこめる庫内は健康面にも懸念がある
~ポリエチレンバッグにモレキュラーシーブとともに封入すれば酢酸臭も抑えられる
*劣化のないフィルムについてはポリエチレンバッグに入れる必要はないが、2、3年に一度の巻き直しは必要
⑤リール巻きのプリントもコア巻きにして、缶に入れる
⑥棚に重ねる場合は5缶までとする
~特にプラスチック缶は重ねても密閉されないので推薦できる
⑦フィルム保存の場合、湿度の管理が大切~低温低湿が望まれる
~低温保存の有効性~「ANSI」、「JIS」でもカラーフィルムの長期保存は2℃以下と推奨している
できるか!って感じだ・・・orz